コンソールにワイヤレス充電器装着とドリンクホルダ照明追加 BMW X1 F48 LCI 20i 後期
今まで、アームレストの一番上の小物入れにワイヤレス充電器を置いていたが、スマホの持ち出しを忘れそうになったり、充電する際のアクセスが面倒なので、
ドリンクホルダー奥のシガライタソケットがある小物入れに設置するワイヤレス充電器を購入した。
このワイヤレス充電器を設置する場所はコンソール奥にシガソケットと小物入れの所です。
価格がちょっと高いと思いましたが、当方としては使わないシガソケットと小物入れは狭く深すぎて個人的には役に立たないのでちょうど良いと考えました。
このワイヤレス充電器の仕様を調べると、シガソケットに差し込んで使う物です。
電源が入るとワイヤレス充電器の電源は勝手に入るが、切るのは自分で電源スイッチをオフにするしかない。(後で分かったが、このスイッチでは完全に電源を切れないので微量を消費していた。)
ということでシガーソケットに差したままで使うことになるので、エンジンスタートボタンでオフ後アクセサリーは説明書によると8分間電源が入ったままになるので少し不安がある。この時間は説明書に約8分後と記載してあるが、実際には当車では約3分で切れた。この切れる時間、他にもX1で16分、30分という場合もあるそうです。生産時期で変わったのでしょうか?当車の3分という時間なら安心して使えるのではないかと。
他には、
・装着すると、上シャッターは充電するスマホがなくても閉まらなくなる様子。
・ドリンクホルダー側の下シャッターはスマホを充電中でも閉まる。
そして、届き開封・・・。
うん?と思ったこと・・・。
それは、裏面のシガプラグの下にUSBプラグが付いている。USBって付いてたっけ?
(撮影は逆さ向きに置いてますのでUSBが上になっています。)
クルマを確認すると、やはりついていない。これは困ったな。このUSBの出っ張りがあるとシガーソケットに差込めない・・。
取り外すにも、このUSBプラグが基盤に直接ついていたら取るのは厄介・・・。
とりあえず中がどうなっているか確認したいけど、封印シールもあるし不良品だった場合に返品が困るので、動作確認を済ませてから裏面カバーを開けてみました。
よかったです。USBプラグは基盤からリード線で出て裏面ケースにねじ止めになっているだけでした。
これなら撤去簡単です。基板上のコネクタを抜き、ネジ2本を外し、押さえを外せば終わりです。
USBプラグを撤去できました。ついでに内部観察・・・。
冷却ファンもついているし、基盤もしっかりした感じの物ですね。ここ数年は、あちら国生産もそれなりの値段する製品では外観仕上がりと、内部部品も質が上がっているように感じてます。
ついでに内部を確認出来て安心しました。
今回USBプラグを外したことで表面のUSBソケットは使えなくなります。というかクルマ側にないので使えなかった訳ですが・・・。
このUSBプラグ付きの仕様について調べると、2020年~対応の製品はUSBプラグ付きになったようです。
でも、クルマ側の日本仕様は変わっていないですが・・・。その辺は海外サイトで買うとこのようなことも覚悟の上です。
気になっていた電源切れるまでの約3分間のワイヤレス充電器の消費電流を測定しました。
電源が入って自動オンで28mA、スイッチをオフすると0.6mAでした。
スイッチをオンスイッチをオフ
通常、ワイヤレス充電器のスイッチはオンのままで降りてしまうでしょうけど、エンジンスタートボタンオフ後の約3分間でもこの値ならバッテリーに影響ないですね。
しかし、なぜ電源スイッチがいると判断したのでしょうね。スイッチオンでの28mAくらいで・・・。
では装着してみます。シガライタのフタを外します。このワイヤレス充電器どう見てもシガプラグが出っ張っていて、入れづらい形をしていますが大丈夫か・・・?
裏面に付いている両面テープは剝がさないでおきます。
強力に接着したら何かで外す時があると苦労するはずですので、装着してもし緩かった時に使うことにします。
シガプラグを先に差し込むように内部に傷がつかないよう恐る恐る入れて行きます。
電源が入ったところで!!ドリンクホルダ淵の上で浮いた感じでこれ以上は奥に入らない・・・です。でも電源は入ったのでシガソケットには入ったことになる。
強めに押してもやはりこれ以上は入らない。
購入した所ではない別の販売先での装着動画では、ここでドリンクホルダの淵に落ちるように装着されていたが・・・。
スマホの背もたれ両側は、コンソール内側に当たっているし、上部は上シャッターに当たっている。
一旦ワイヤレス充電器を外して、充電器と小物入れの奥行寸法を測って比較したが、奥に隙間が空いているサイズではないからこれ以上はたぶん入らない・・・。
逆に奥に行き過ぎとしたら、ワイヤレス充電器はもう少し手前の位置で手前が下がり奥が上がらなければドリンクホルダの淵には乗らない。
そうして手前に少し引き抜くと電源が切れてしまう・・・。しばらく色々するも変わらず。
そこで購入先や海外通販サイトの装着画像で見るとドリンクホルダ淵と位置が揃って装着できている。(同じようにずれているのもあったが。)
揃うのが正解だろう。
これらの画像で当方と異なっているのは、ドリンク容器サイズが異なっていても押さえる部品が付いているので、少し仕様が違うのかもしれない。その影響なのか?
この状態できつく嵌まっているので勝手に抜ける感じはないし、これ以上無理やり押し込んで何か破損しても嫌だし・・・。
結局、電源は入るし、しっかり嵌まっているし、どうせネットの画像のように揃って入っても上シャッターは閉まらない仕様のようなのでこの位置であきらめました。
別のことだが、このスマホの背もたれをもう少し低くすれば、奥まで入る感じがするし、使わない時に上シャッターが閉められるのに・・・。この充電器自体のアイデアは褒めるけど、ここは商品化中に改善して欲しかった所ですね。
・装着の様子
装着できるスマホの縦は3mm短く見て、156mmくらいが限界だと思います。(充電器のスマホ背もたれ幅が158mm位)
というところで、どうにもこうにもこれ以上揃わないので諦めたところ、ひらめきました。✧ ✧
先ほどからおかしいと思っていたドリンクフォルダ淵に乗るはずがズレているために、下部分に隙間がある・・・。
その隙間で思いついたのは、ドリンクフォルダの間接照明です。
前からドリンクホルダは暗いので何か考えたいと思っていたのでこれはちょうど良い案です。
早速LEDテープを物色。
明るすぎはにしたくないので短い端切れを探し、これを最低で使える3個並び2個カットしました。
裏面の白い部分を削って銅が出るまで剥離します。
ここにリード線をはんだ付けします。
2つのLEDテープを接続します。
裏面カバーを外して、ワイヤレス充電器の電源コネクタの基盤はんだ部にはんだ付けで分岐します。そして、このLEDテープへの電源線をケースから出すのに穴がないので、仕方なく淵を切り欠いて配線を出します。
万が一はんだ外れで配線でショートを防ぐため、分岐したすぐ近くで80℃耐熱のボンドを落としておきました。
LEDテープをドリンクフォルダ淵になる湾曲部分に、隣接するように両面ブチルテープで貼り付けます。
再びクルマに装着。
差し込むと・・・。!!これは明るすぎです。薄暗い車庫中とはいえ、これですから夜間はこの明るさが気になると思います。
そこで、LEDにガラス用の日よけフィルムを貼って減光させます。
片方貼って比較してみました。 1枚貼るだけでよさそうです。
それと追加でLEDテープの電源ヒューズ0.2Aを付けました。
このシガライタには他に接続して使っている機器はないのですが、もしもの事があるとシガライタのヒューズが切れてしまいますので・・・。
1枚貼っただけで良い感じになりました。
・充電中とドリンクホルダ照明の様子(以下はLED減光する前画像です・・・。)
・このLEDテープを付けたことで、エンジンスタートボタンオフ後の8分間の電流は、ワイヤレス充電器の電源スイッチをオフにしないままオンの場合の28mAに、LEDテープの37mA追加で合計65mAとなってしまいました。それでもこの3分間にはクルマ側にはどこかでもっと流れているでしょうから問題にする程でないと考えました。
・エンジンオフ後または、ドア開時後、そしてドアロック後などでは約3分間点灯したままになりますが、今回はLED3個並び使い程度では触れて熱くないので、この辺は心配ないでしょう。
・ワイヤレス充電器が本来の位置でないことは少し気になりますが、機能はするし、簡単に外れないし、ずれていることでドリンクホルダ照明も付けれたので良いことにします。
・ワイヤレス充電器 5,250円 AliExpress
・LEDテープ
・適当な細い線
・ボンド(80℃耐熱)
・両面ブチルテープ
・日よけフィルム端切れ
・ガラス管ヒューズ0.2A
・精密プラスドライバー
・はんだこて
・ニッパ
■ ■ ■ X1 F48 20i 後期モデル 関連記事 ■ ■ ■
■番外編
・X1 F48 マイナーチェンジで、「仕様変更になってカタログや公けになっていない、気が付きにくい部分」をちょっとまとめてみました。気になる方は下記からどうぞ・・・。
「BMW X1 F48 前期と後期のちょっと気が付きにくい変更部分のまとめ」
・当方が採用したインテリア装飾パーツ紹介
「採用した内装装飾パーツ紹介 BMW X1 F48 LCI 20i 後期
・フロントとサイドカメラを映すために社外品のインターフェース機器を買ってつないだものの、映らないし、変な症状は出るし、設定表には間違い・・・販売元と散々やり取りした記録です。
BMW X1 F48 社外品インターフェース機器動作不具合における販売元とやり取りした経過
■過去記事
純正フットライトを常時点灯させる。BMW X1 F48 LCI 20i 後期
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