ダイハツ ミライース 後付け BSM ブラインド スポット モニター取付 (ミライース LA350S)

親の車のミライースには一般的な安全装置は一通りあるのですが、右左折や車線変更時に側面後方の車やバイクなどを検知する機能はありません。
これをブラインドスポットモニターと呼ばれている物ですが、今回取付けるのは他車にあるようなドアミラー面で光るものではなく、ドアミラー近くの車内で光る表示灯を置くという車種を限定しない汎用品でいわゆる後付け品です。
車種専用でドアミラーが付いている製品販売もあるようですが、値段も上がること、それよりより作業が大変であってそこまで求めないのでこれで十分です。それにミラータイプは昼間の太陽光の角度や水滴によっては見にくい車両も経験していますので、ドアとドアミラーに通線をする必要がない車内に表示灯を置く汎用品を取付けることにしました。
👉主な目次
・検討
・動作確認
・センサー取付方検討
・センサー固定
・駐停車中のドア開事故防止のアイデア
・配線
・動作テスト
購入したセットは、バンパー裏貼付けタイプ(角度調整なし)
センサーはマイクロ波24GHz
後方10mまで検知
検知表示LEDが点灯
検知中、ウィンカーを使うとLEDが点滅しアラーム音
センサーを固定する金具はついていない。(両面テープとシリコングルーのみ)内容物
右からLED表示灯、本体、センサー、両面テープ、インシュロック、シリコン(704)、アラーム付電源・ウィンカー配線(左右分岐)、センサー延長線、LED表示灯延長線(左右)、角度型紙、取扱説明書(英文)👉これと同じブラインドスポットモニターを、スズキのハスラーに取り付けました。
ご参考にどうぞ。
「後付け BSM ブラインド スポット モニター取付 スズキ ハスラー MR41S」
一番検討をしなくてはいけないのは、センサーを取付けられる場所です。
・説明書記載内容によるとリアバンパーに貼付けクルマの出来るだけ角で、外側に10°~15°外向きで垂直水平に飛ばせる形状があるかということ。
・その場所に取付けて、ボディ側にセンサーが当たらないか。
なのですが、そもそもバンパー裏面に直接貼るのか、ボディ側に取付けてはいけないのか?これは標準装備車ではボディ側も見られ、この製品では検知感度の影響が不明・・・。
この辺が気になるところです。
取付ける高さは35cm~90cmと記載がありますが、軽自動車ならバンパーの一番下(淵)に取付けない限り大丈夫でしょう。
先にバンパーを外して見るのが面倒なのでセンサーが届いていない今の段階では、ネット販売されている中古のバンパーや外した様子を検索して検討していましたが、角がほぼ直角のミライースのバンパーに貼れる条件はなさそうです。
まぁ、あくまでも画像での判断ですので、実物でまた問題になるかもしれません。
ということでミライースにはボディ側に取付ける検討をしますが、最大の疑問があります。ボディ側に取付けた場合透過するのか、また、センサーとバンパーとに空間があると大丈夫なのか・・・。検知するのか、感度が落ちないのか?検知距離が短くならないのか?という疑問がありますが、この辺は調べたら問題ないことが判明しました。これについて判ったことを後の「感想」で書いております。(マイクロ波はすごいとわかりました。)
この時点でボディ側に取付けを考えました。ボディの角がバンパー同様に直角に近いので、アルミ板を角に10°~15°斜め角度に曲げて側面と裏面とに斜めに渡そうかと思っています。
センサーが届き動作するかの確認をしていきます。まれに不良品があるでしょうし・・・。
各配線をつなぎ電源を入れます。
センサーに手をかざすとLEDが点灯します。次に一番心配していたボディ側に取付けた場合、バンパーがあっても検知動作するのかです。
替わりにプラケースとバンパーのような厚みのある収納ケースを被せると・・・。おおっ検知します。このまま3mくらい離れても検知しています。
おそらくボディ側に取付でも大丈夫でしょう。
それとこのセンサーの裏表面ですが、表面をバンパーに貼れと書いてありましたが、裏面でも検知しますね。もっと離れると感度が落ちるのかもわかりませんが。基本的なことは書いてある通りにしますが、今回はセンサーをボディ側に取付けるのでセンサー裏面の平面の方が固定するには強度的に都合が良いです。
次に、白線を+12Vに接続すると検知するとアラームが鳴りました。LEDも点滅してくれてわかりやすいです。
これは、検知中にウィンカーを出すと警告してくれる機能です。
白線は右ウィンカーへ、黄色は左ウィンカー線に接続します。
残った緑色の線。説明ではバックライトに接続とあります。
この線に+12V与えると検知するようなときでも報知しなくなりました。
という事は、パーキングにつなぐとパーキングの時に検知しないようキャンセルすることにも使えます。この辺は個人好みでしょう。
ついでに消費電流を測りました。電源ヒューズは1Aがついているのでそんなに流れる機器ではないのでしょう。
左右検知中 約164mA
片側検知中 約158mA
どのように動作してもあまり変わりませんでした。
値は想像していたより少なかったです。
説明書にマイクロ波センサーはバンパー裏面に貼り付ける方法が書いてあります。
今回は、対応できる角度がバンパーになかったのでボディ側に取付ける参考にします。訳すると、
「後部のプラスチック製バンパーを取り外し、表面の塗料を傷つけないように注意して、柔らかいスポンジまたは布にバンパーを置きます。
バンパ表面で調べた取付位置の内側の同じ部分とします。
マイクロ波センサーを貼り付ける部分をアルコールで拭き、印を付けます。
マイクロ波センサーの表面をアルコールで拭き、 マイクロ波センサーの表面に3Mのテープを貼り付けます.
印をし内側の弧にあるセンサーの3Mステッカーをはがし、しっかりと押して取付け時にマイクロ波センサー線の出ている方向に注意してください。
センサーは、配線をを上または下向きで水平に取付けます。
マイクロ波センサーを付属の704シリコン接着剤で固定します。
マイクロ波センサー線ーをコントロールボックスとのセンサー延長ケーブルに接続します。」
と書いてありましたので、今回のようにボディ側にセンサーを固定する場合でも、配線の向きと垂直水平を守って取付けます。
それと、よくある話であちらから来る製品付属の両面テープはたまに老化したのかで粘着力が落ちている場合もあるので、手持ちの粘着度確認が取れている3M両面テープを使います。
シリコンは添付の物で貼り付け後に周囲に塗布して補強します。
準備として、
1. センサー取付の垂直度と水平度を見るために、クルマの駐車を前後が水平な場所に駐車します。幅方向(左右)も水平が望ましいです。
2. 外れたバンパーは傷が付かないように、厚めのシートや段ボールなどを敷いたり安全な場所に置いておきます。
当方は、バンパーが軽いのでナンバー灯、センサー線のコネクタを外さずそのままぶら下げたまま行いました。(皆さんには薦めませんが・・・・。)
①バンパーを外します。
まずナンバープレートを外します。軽は封印がないですから外せます。
②バンパー固定樹脂ピンを外します。
バンパー固定はどのメーカも同じような樹脂製のピンやプラスネジなどで止まっているようです。この樹脂ピンは、年数が経過していると差し込んで開く部分は割れやすいので、新しいピンを用意しておいた方がよいでしょう。
内貼はがしツールで外すか、マイナスドライバーで樹脂ピンの真ん中のピンを浮かして手で抜ける場合もありますが浮いたピンが固い場合は、内貼はがしツールで引き抜くか、開いたニッパに引っ付掛けて引き抜く方法で外します。
ハッチドアを開けたらウェザーストリップゴムに沿って見える4本を外します。タイヤハウス淵の小さいピン3本を外します。
それと裏側に左右で2箇所止まっています。
これで外せますが、まだ両サイドのボディ側とは爪ではまっているので、タイヤのあるバンパー湾曲部分を持ちやや強めに引くと外れます。(バキバキっと良くない音がしますが・・・。)
③バンパーが降ろせる状態ですが、まだ、急がないでセンサー2個と、ナンバー灯線のコネクタを抜くことです。
当方は、バンパーが軽いのか少しの間大丈夫かと自己責任でナンバー灯、センサー線のコネクタを外さずそのままぶら下げたまま行いました。(皆さんには薦めませんが・・・・。)
①付属していたセンサー取付け角度を測る型紙をボディ側に当て、合わせて高さも確認し位置を決めます。
目印としてクルマを止めているコンクリート床に入っている溝状の線に沿って停めています。
付属の型紙で角度を確認しますが・・・
この型紙はちょっとおかしい・・・。説明書には10°~15°と書いてあるのですが、この型紙は28°くらいあります。
他で販売のセンサー説明では20°や25°という説明もありましたので、どの角度が良いのか図に書いて考えました。
計算ではなく図で書いてみると多分ですが、例えば、対象物の隣接車と1.5m程度離れて走行しているとして、センサー取付角度が20°だと後方4m強から検知を始め、15°では5m強程、10°では7m程でそれぞれ検知を始めると思われます。
このセンサーの検知最大仕様が10mですから、センサー角度は10~15°が合っているようには思いますが、これは対象物の角で考えていますので、クルマのような幅がある対象物には照射される範囲が広がるので10mくらいでも検知されるように思います。
型紙の28°では外過ぎて10mは外れてしまうと思いますが、これは図を描いた線上の話ですし、センサーの幅方向の照射範囲は考慮していません。
逆に幅の狭いバイクと自転車のような対象物は、先程の角で考えた距離になってくると思います。
早めに検知したいか、近くに来てからなのかで角度が変わります。車の方がどの角度でも変わらず悩むなら、自転車やバイクの場合の角度で決めるのも1つの考え方だと思います。
これら図も含め、あくまでも素人考えですのでご参考までにしてください。
それにしても28°というのはひどい型紙です。
センサーを取付けようとしているボディの平らな垂直面に当てると、この28°位の型紙より10°程度浅いので15°くらいでしょう。ボディ側の形状から決まってしまいましたが、説明書に記載の10°~15°範囲の15°くらいになりました。先ほどの図からは20°でも問題なさそうです。
②もう一つ大事なことがあります。センサー取付には垂直、水平度も必要です。
貼る面が垂直かどうかを水平器で計ります。水平度は貼付け時に計りながら貼り付けます。
③車両(ボディ)側の角には垂直で平らな面の面積がせまいですが、貼れそうな面がありましたので当初考えていたアルミ板を曲げ加工したブラケットを作らなくて済みます。
ここはセンサー面積の半分しかないですが、軽いセンサーには強力テープとシリコンで持つはずです。
ボディ側の取付する部分の汚れをきれいに拭き取り(脱脂)します。(パーツクリーナが良いかと。)④センサー両面テープを貼付けます。
ボディ側に取付けるので、センサー裏面に手持ちの3M製の強力両面テープ7112を貼ります。上部は横向きに貼って、後は万が一の雨侵入の水抜けのため縦に並べて貼りました。
⑤センサーをボディ側に貼り付けます。
水平器で水平度を確認します。
垂直度を確認します。(画像はシリコン塗布後です)雨侵入防止のためセンサー線を下出しにして貼り付けます。センサー取付向きは線を上か下出しにするよう説明がありますが、これは電波の飛ばす仕様上の話でしょう。
ここは迷わず下出しにします。
⑥両面テープだけでは防水と強度に不安があるのでシリコン塗布で補強します。
センサーとブラケット周囲を付属の704シリコン塗布します。下面は後は万が一の雨侵入の水抜けのため塗布しないでおきました。
センサーを貼った隙間に水と汚れが少しづつ入りやがて長年経過するとはがれる原因となるのでシリコン塗布します。これで取付き強度も上がります。
この付属の704って書いてあるシリコンですが、粘度が低く隙間には流れ込んでくれて良いのですが、多く付けると気づいたときにたれ流れていますのでご注意を・・・。
車両配線をします。
はじめは本体をリアに置こうと思っていたのですが、電源とアラーム線が1mと最も短かく、LED表示線は4m強では長さが届かず怪しいので、フロントに変更します。
他の長さは、キャンセル線は4.5m、左ウィンカー線は4.5m程ですが、本体取付位置を車体の左側に想定している様で、右ウィンカー線だけ長く約7mほどありました。センサー線も右だけ1mほど長いです。
ミライースの場合は、運転席側に今までの取付けで電源分岐した所があるので楽です。しかし配線が右側に通線になるので先の話の長い方の右側の線がかなり余ってしまいますね。
軽自動車の場合は本体をどこに置いてもすべての配線は届きそうですけど、アラーム線がに短くアラームの置きたい位置から本体を置く場所が決まってしまうこの長さ設定はどうかと思いますけどね・・・。
それで、全長が長くなる普通車の場合は注意が必要です。本体を設計思想の左側(グローブボックス近辺)に置かないと、右側(運転席側)に置くと左線が足りなくなる可能性があります。(自己で延長するつもりなら良いですが・・・。)
以上を検討したら次の図のような配線をすることとなりました。
このブラインドスポットセンサーを取り付けると後方検知することが出来るようになります。そこで少し回路を追加することで人が降りようとドアを開けた時に後ろから来ている自転車、バイクなどを検知していると警報することができます。これはブラインドスポットモニターが検知している時にウィンカーを使った時にアラームが鳴るのと同じ動作で、検知中にドア開したらLED表示灯が点滅しアラームも鳴るという事です。
このクルマを使っている実家では今の所このようなシチュエーションはほとんどないのでこの改造は不要と思っていますがご参考に書いておきます・・・。
先ほどの全体配線図に追記した下図の朱色の部分がこれを機能させる回路部分です。
回路図にあるリレーと逆流防止ダイオード4個が必要です。
左右ウィンカーが点灯してしまうのでウィンカー左右の入力線に必ず必要です。
また、リレー出力側のダイオードがないとウィンカー入力線の左と右がつながってしまうので必ず必要になります。
リレーはカーテシ出力は0Vなので、ブラインドスポットモニターの左右ウィンカー入力は12Vなので12Vに変換させます。他サイト情報によるとミライースのカーテシ線は、ヒューズ近辺のコネクタに運転席のみと、運転席以外の助手席と後部ドアとに分かれた2本があるようです。(当方においては未調査です。)
または、ドア開時に点灯するルームライトのドア開時0Vの線から分岐させる方法もあります。(当方においては線色等未調査です。)
▲この回路での使用には条件があります。
1つ目は、この車の場合(どの車種も同じ・・・?)ドア開時に点灯するルームライトからの線分岐ではクルマ側は左ドアと右ドアとに分かれていません。
ですので、例えば左ドアを開ける時に左側が検知していなくても、右側で検知しているとアラームが鳴ってしまいます。
2つ目は、ドア開でいつでもルームライトは点灯しますが、ブラインドモニタの電源はアクセサリ電源から当方は分岐するので、アクセサリオフ後は機能しません。エンジン停止しての降車時には働かないという事です。
(常時電源を利用すると回避できますが、駐車時にバッテリが消費してしまいます・・・。)
3つ目は、この駐停車中のドア開警報させる案は、当方では施工しておりませんので何か問題が出るかもしれません。ご参考までに。
以上の3点、注意事項でした。
それでは配線をしていきます。
①センサーの延長線を通線します。左右分岐型になっていてセンサー側の線は短いので先に車外へ出します。ナンバー灯の配線が通っているゴムブッシングに通そうかと目論んでいましたが、このクルマはセンサーも含めテールライトから入っているようでしたので、シールでふさがれていた他にの穴を使いました。
車内側のブッシングは通線のため一部切り欠け加工しました。外側はブッシングではなくシールでふさがれていました。
②センサーコネクタと延長線コネクタの△マークを合わせ差し込んで接続します。③センサーと接続したコネクタの上に防水と抜け止めの為に自己融着テープを巻きます。
このコネクタは差し込むだけで抜け止めの爪のような形状でありませんでした。
④センサーと延長線コネクタに雨水が侵入しにくいように線を一旦下に垂らす形状にします。
⑤センサー延長配線を通した所にはブッシングがない空き穴に通したので穴にシリコンを塗布して防水しておきます。
⑥後日、ハーネス用耐熱布テープが届いたので巻きました。⑦本体の取付ける位置を決めリアへの配線長さも決めます。
⑧本体を運転席足元上部の平らで空いている側面に付属の両面テープで固定します。このミライースはヒューズボックスがグローブボックス裏にあるので運転席足元は空いています。
ここから車内配線です。
①本体の電源はこのクルマでは以前分岐したドラレコか、ドアミラー連動回路のアクセサリ電源から分岐します。
アース(マイナス)も分岐同じようにここから分岐します。
②ウィンカー線とセンサー延長線、キャンセル線の4本をラゲッジに向け通線します。
前から通線している理由は余る線をリアで束ねるためです。運転席足元は内装カバーがなくまとまりが悪いので。
③ラゲッジ側面カバーを外します。こんなにいるのかというほどの数の樹脂ピンで止まっています。画像に写っていない底面にも1本あります。
④後部座席からラゲッジ側面へ通線
⑤ウィンカー線に接続します。
これは検知時にウィンカーを出すとアラームが鳴る機能です。鳴らしたい場合は左右のウィンカー線に接続が必要です。
まず、テールライト左右のウィンカー線色を調べます。
テールライトは万が一の交換で外すことも考えクルマ側コネクタで調べこちら側で分岐させます。
当車は、
右:白線(車両側)にブラインドセンサーの白色を接続
左:青線(車両側)にブラインドブラインドセンサーの黄色を接続
探したクルマ側の右ウィンカー線の白色にセンサーの白色線を、左の青色にセンサーの黄色線を、それぞれ分岐接続します。
当方のいつものやり方で、ウィンカー線被覆の一部をカッターで削ってはんだ付けをし、自己融着テープを巻き絶縁します。⑥はんだ付けをし、自己融着テープを巻き絶縁します。
⑦ラゲッジスペースに通線したウィンカー線は金属の面に接するのでウィンカー線の保護にスパイラルチューブをかぶせておきました。
⑧本体からの緑色の線。説明書にはリバース パーキングと書いてあります。
届いてからのテスト時にこの線に12V与えると一時的に検知がキャンセルになったのですが、この緑色線をバックライトの線につなぐと、バック時検知しないようキャンセルできるという事ですが、前列駐車場などバックで出る場合は役に立ちますね。
この機能については当初はキャンセルしなかったのですが、夜間や薄暗い立体駐車場で点灯すると逆光状態でミラーの様子が見にくいとのことでバックライト線にキャンセル線を接続しました。▲バックライト線確認作業は危険を伴いますので、当方は運転席でテスタ値をモニタできるよう長い線をテールライトコネクタに差し込んで確認しています。
それと、完成後の結果ですが駐車時にハザードを使うとアラームが鳴るのではないかという心配をしていましたが、LED表示灯は点灯しましたがアラームは鳴りませんでしたので、バック時のキャンセルをしない場合でもここは問題ないかと思います。
⑨ここでカバーを戻す前に動作確認をしておきます。
⑩LED表示取付け
表示灯は視線に入るよう、ダッシュボードより少し上でドアミラー横並び位置のピラーゴムから出すように貼り付けました。本当はもう少し上のミラー真横が良かったのですが、上の方は目線向きに取付けられる面がないのであきらめました。
⑪LED表示灯の通線をします。
運転席はウェザーストリップゴムを外し、ダッシュボードを止めているボルトを外して通線します。
⑫助手席側は、運転席の足元フロアを一部めくり通します。(軽は隙間があり楽ですね。)
⑬助手席ドアで配線をグローブボックスに上げます。この時グローブボックスを外すと作業が楽になります。
グローブボックスは側面を内側に押しながら、左右の引っ掛かりが外れば外れます。グローブボックス裏面を通線し余分な線はここで束ねておきました。
左(助手席)に通線し両面テープで貼り付けます。
⑭アラームの取付け
走行中の雑音もあるので出来るだけ耳に近く見えない場所を考えました。
アラーム線の長さが1mなので運転席足元上のダッシュボードの内側に貼り付けました。
・左右それぞれに立つと検知した側のLED表示灯が点灯します。
・ウィンカーを出している側のセンサーが検知するとLED表示灯は点滅になり「ピッピッ」とアラームが鳴ります。
・ハザード点滅中に検知してもLED表示灯は点滅しますが、アラームは鳴りません。
近所を走行
・停車時にも後ろから側面を通り過ぎていく自転車と歩行者を検知しました。
・駐車場などでバックで駐車する時は検知キャンセル線をバックライトに接続しているので検知しません。
・想定外だったのは、当方が交差点で左折する時に後にいた後続車はそのまま直進していったのですが、左折直ぐにその車の側面を検知していました。当方が曲がって点灯したので!?と感じました。
・アラーム音量はよく聞こえながらも大き過ぎないので良い感じです。
・センサー角度はもう少し外側向きが良かったかもしれません。それは後続車が迫って自車との車間距離を詰められると検知(LED表示灯点灯)します。また、バイクが自車を避けるルートで側面をすり抜けた時に検知しない時がありました。
しかし、センサーをこれ以上外向けにすると、後ろの方から近づいて来ても検知を始めない様な気もします。
取付けたセンサー 角度は仕様範囲だと思います。走行中の後続車の反応はありませんので良い角度なのでしょう。
このキットにはGPSは付いていないので、クルマが停止時でも検知ます。これはこれで発車前の安全確認となるので動作するのが良いと思います。
というところで親には十分説明してあげました。
安全装備が増えるのは良いのですが、何の音かわからず、出ている表示もかわからない。という高齢者もいるようですから、軽自動車でも音声で言ってくれるとかにしてほしいですね。
で、実際に動作させて説明しました。特に点灯している意味と、ウィンカー出すときにアラーム音が鳴る理由を。この時になるからね。この音だからね!と念押し。
しっかり覚えてもらえれば、気付きの補助と支援になるでしょう。
■ボディ側に取付けたセンサーについて、
ある技術解説書に、マイクロ波センサは周囲温度や天候などの影響を受けにくく紙や霧や砂嵐などには反応しない。とあり、
また、樹脂や陶器など、電気を通しにくい物質を透過するため、電波を透過する素材で覆えばセンサ自体を見えなくすることができる。
水や金属など、電気を通しやすい物質および、人体は水分を多く含むので反射する。
ということから、バンパー裏面に直接貼らなくて、ボディ側に貼ってもそこにバンパーとに空間があっても問題なく使えるという事でした。
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・テスター(ウィンカー線確認)
・はんだこて
・内貼りはがしツール
・ニッパ
・カッター(電線被覆一部剥き)
・シリコン704(センサー固定強化 キット付属品)
・自己融着テープ
・3M 両面テープ(7112 強力品)
・ハーネス用耐熱布テープ
・インシュロック(キット付属も使用)
・スパイラルチューブ(ラゲッジ金属部通線保護)
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