バック時の純正ゴング音をコーディングで無効にして音を小さく好きな音に BMW X1 F48 LCI 20i 後期

バックアラーム ゴング音 音量調整 センタースピーカー

BMW純正のバック時のあのゴング音
自分には音量が大きくて外の音がかき消され集中力に欠けます・・・。
しかし、このゴング音の音量調整はできない仕様になっています。このゴング音は嫌いではないのですが・・・ちょっとうるさくて自分にとっては残念な仕様です。
そこであるものを使って音量を調整出来て小さくし、
音を好きなものに変えることを思いつきました。

iDriveのサウンド設定の項目に、PDC*1と車内で鳴る確認音の音量調整ができますが、バック時に鳴るゴング音の音量調整はありません。バックアラーム ゴング音 音量調整それでも、上の画面のように調整できる所の2つとも調整バーを一番左に寄せて、一番小さい音量設定にしていますが、それでも当方には大きいです・・・。
(*1PDC(パーク・ディスタンス・コントロール)は車両の前方や後方にある障害物までの距離を音とビジュアル表示で知らせ、駐車や車庫入れをサポート。)

なのでちょっと考えがあってコーディングショップでバック時の純正ゴング音を無音にしてもらいました。このコーディングでは違う音に変えることは出来ても、音の大きさは変えられないとのことです。小さく出来たらすべて解決したのですが、残念・・・。
無音にした理由。それは自分好みのアラームかメロディーを小さい音量で鳴らすようにしようと考えていたからです・・・。
もちろん無音のままというのは安全面から好ましくないですので・・・。

 

あるものと言ったものは何かというと、音や曲、アラームなどの音を鳴らせるメモリ記憶型再生機です。(堅苦しい呼び方になってしまいました。)まぁUSBメモリとかメモリプレーヤーと同じようなものです。
曲や音声の入れ方はパソコンからUSBケーブルで転送します。扱えるのはmp3ファイル形式のみですが音声や曲を4ファイルまで入り、さらにそれらを外部操作で切替えて再生することが出来ます。バックアラーム音その切替えて再生するには、本体から出ている4本のリード線個別にスイッチを取付けて切替える仕様です。いろんなパターンを考えてみます。
バックアラーム音今回はバック時の音ですから音種は1つで良いと思ってはいるので、先ほどのように切替える必要はないので、スイッチを使わず希望する線とマイナスとをショートさせれば良いと考えています。バックアラーム音その後に飽きた・・・または、いやこれは違うな・・。となればパソコンをクルマに持って行けばすぐに入替えが出来る便利な物です。(設置場所によりますが。)

 

さて、このアラーム機をどこで鳴らすか?
このアラーム機にはスピーカーが内蔵されているので、設置場所はバックライト線があるリアのラゲッジルーム小物入れの下でもと思いついた当時はそう考えていました。
しかし、よくよく考えるとクルマの後ろの片隅で鳴る・・・。
う~ん・・・
運転席には遠いし片隅はなぁ・・・と、やはり自分がいるフロントで広がるような感じが欲しいと思い、あることを思い付きました。
それは・・・ダッシュボードにあるセンタースピーカーで鳴らすのです・・・。バックアラームの音を車内すべてのスピーカーで鳴らす必要はないと思うので良い思い付きをしたのですが、良い感じで鳴ってくれるのかはテストをして見ないとわかりません・・・。

それと、アラーム機の電源ですがバック時に電源が入れば良いので、以前取付けたサイドとフロントカメラのインターフェース機器にバック時の電源出力線があるのでこれを使います・・・(しかし、これはダメでした。くわしくは後程・・・)。サイドカメラ フロントカメラ インターフェース

 

いろいろとアラームが届くまで頭の中で考えて来ましたが、気になっていた動作を見ます。
赤線に電源をつないだら・・・
あちら国の定番、品質問題です。
「シー」というノイズが少し出ています。大音量にするとかき消されるのですが、今回は音量を小さめにしたいので、ボリューム半分以下の音量で使おうとしているのでこれは気になります。バックアラーム音基盤上にあるのは、音量調整ボリュームと音声ファイルを転送するUSB端子バックアラーム音「シー」音を消すのにスピーカー線にインダクタ(コイル)を割り込ませてみます。
手持ちをいくつか試して一番良く減った物を入れました。感じ的には9割くらい消えたでしょうか・・・。
このインダクタを持っていながら仕様はよくわかりませんが高周波の低減抑止する様なものでしょうか・・・。
始めから躓きましたが、気持ちを切替えて・・・

ここからアラーム機の動作を確認して使い方を決めていきます。

①初めに想定していた接続を試します。この動作はバック電圧でリレーをオンさせる回路です。
赤線には常時(ACC)電源として電源を入れたままにしておき、
・黒線と4本ある黄、緑、青、白色の各線をそれぞれショート(つなぐ)させると、音声ファイルは最後まで再生します。
・黒線と各色線を一度だけショート(オン)させても、音声ファイルの最後まで再生する。
ここである問題に気が付きました。・・・・・これでは長い再生時間のファイルを入れるとバック動作が終わってもこの再生ファイルの終わりまで鳴り続けてしまいます・・・。これは常時(ACC)電源を使わなければ済む話なので後で考えるとして次の接続での動作確認をします。バックアラーム音

②次は、バックライトの電圧と想定して仮に12V電源を入れて再生をスタートさせる回路です。
・この回路では初めから黒線と各色線をショート(つなぐ)しておくと、再生が始まり音声ファイルの最後まで再生する。
・再生中にバック動作を止めた時にバックライト電源が切れる(オフ)すると再生は止まる。この回路だと長い時間の音声ファイルでも止まってくれます。バックアラーム音

最終的にはこの使い方にします。

③・・・ところが使いたい音が2つあるので、どうせなら2つの音ファイルを切替えたい・・・。
そこで、黒線と黄、緑、青、白色線との各線間にスイッチを取付けて切替えるようにします。
この回路構成にします。バックアラーム音この4本ある各線がどの曲と、どの線色が対応するのか?説明書がないのでよくわかりませんが、たぶんメモリに転送した順の様子・・・。自動的に緑、黄、青、白の順に勝手に決まるようですが、今回は再生は2ファイル切替なので2本しか使わないのでこれ以上細かく調べていません。試しに再生させたらわかる事なので・・・。

④購入前に気にしていた音量です。
この内蔵の基盤上のボリューム・・・回すと・・・
どうやらCカーブか?バックアラーム回し始め直ぐに急激に大音量になり、その後はあまり変わらない音量で緩やかに大きくなっていく・・・。ボリュームを変な選定をするもので。
小さい音に調整しにくい。というか小音量にはならないのです。
今回の使い方ではアンプに入力するので、ここでは小さい音に調整したい・・・。
そうこう悩んでいるとひらめきました。そうです。音声ファイルの音量を下げてやれば、小さくなったファイル音声は調整しやすくなると思いつきました。
ということで使いたい音を用意してこの辺の変換を試すこととします。

 

肝心の音の選定ですが、いくらでも好きな音が入ることが出来る・・・とはいえ、バック時にふさわしいものでないとおかしな感じですね。ファイル形式がmp3であれば曲も再生できるのですが・・・曲って言ってもね・・・。
自分としてはクルマの警告に関係する音が良いので、着メロサイトからダウンロードして使うことにしました。
例えば、PHONEKY というサイトで「BMW」で検索するといくつかヒットします。

①PHONEKYサイトにアクセス  https://jp.phoneky.com/

②以下はスマホでの場合です。
上部のカテゴリから「着メロ」にマウス合わせ、表示された「着メロ」をクリックバックアラーム  バックアラーム音検索すると中には聞きなれた純正音もあります。

③視聴したい着メロイメージ画像をクリック

④下の方のオレンジ塗りつぶしバーの「ダウンロード着メロ>」をクックバックアラーム  バックアラーム音⑤下の方青文字アンダーバーの「着メロのダウンロード」または、「ダウンロード着メロ代替ダウンロードリンク」をクリックバックアラーム  バックアラーム音⑥真っ黒な画面に再生バーが表示されるので、右にある「縦並びの・3点記号」をクリックし「ダウンロード」をクリック。初めての場合は保存先を聞かれます。バックアラーム  バックアラーム音バックアラーム  バックアラーム音・・・といった具合でmp3ファイルがダウンロードできます。

 

純正と同じ音を入れてもこのメモリ型アラーム機を使うと音量が調整できるので、元の純正と同じ「ピフォーン」音でも良いですし、コーディングメニューで替え音として良くあるロールスロイス音もあったり、他のBMWの警告音もありました。
そして、エンジンやマフラー音?のような激しいのもありましたが、これを鳴らすと釣られて勢いで突っ込んでしまいそうで・・・。( ̄_ ̄|||)

手持ちの音声や自作曲でもmp3に変換すれば可能ですから、今回のクルマ以外にもアイデア次第で使える便利なメモリ型のアラーム機です。

 

①当方は、音声ファイルをスマホでダウンロードしていたのでまずはパソコンに転送します。

②次にアラーム機とパソコンをUSBケーブルで接続します。バックアラーム音③パソコンのPCーデバイスとドライブに「USBドライブ(F:)」という普通にUSBメモリみたいに認識しています。
パソコン接続時は、アラーム機の電源12Vは不要です。USBケーブル接続で供給されました。バックアラーム音USBドライブを開いてこの中に音声ファイル入れます。
ところが、フォルダ開いてみるとサンプルファイルが5つ入ってました。
恐る恐る再生すると・・・メロディーではなく・・・訳が分からないあちら国の女性の声・・・即刻消去です。バックアラーム音・・・後から思えば説明書だったのかな?面白半分でGoogle翻訳に聞いてもらうべきだったとちょっと後悔・・・。
消去してのメモリサイズを見ると4M弱・・・一桁M? まぁmp3だから足りるのかな・・・。(とここでは思っていたのですが・・・。)バックアラーム音

 

再生して気付いたのですが、このアラーム機の仕様に再生している音声ファイルを繰り返し再生する機能がなかったのです。

・・・落とし穴に落ちました。これは面倒なことに・・・

検討時は電源が入っている限り、繰り返し再生されるものだと思っていました。まぁ購入時の説明もなく販売先に質問もしないまま、自分で勝手な思い込みをしたので・・・自滅です。

何とかしましょう。思いつきました。mp3ファイルを結合するソフトで分単位の長い時間になるようつなぎます。
使ったのは、「Freemake Audio Converter」です。変換時に音質関係のビット数なども変更できます。バックアラーム音1ファイルを5分ぐらいにすれば、そんな長いバック動作をすることはないでしょうし・・・。
ダウンロードしたファイルは、2秒とか9秒です。
これをざっくり時間計算して5分になるよういくつも結合します。バックアラーム音そして、出来たサイズを見ると3M・・・。えっ!これでは大き過ぎて4Mしかないアラーム機のメモリに1ファイルすら入りません。
仕方なく3分に変換・・・1.8M・・・でもまだ駄目です。2ファイルを入れて切替えたいのでこのサイズではまだ入らないです。

そういえば、変換時の音質設定を「標準」にしていたので設定を変えて変換します。
「低音質」にして、さらにオプション項目で「モノラル」、最低ビットレート「96kbps」にしたら、1ファイルが1.3Mになりました。
ようやくこれで2ファイルが入ります。バックアラーム音

この再生音ですが、アラーム機の電源を切ると当然途中で再生音は途切れてしまいます。
そこで、電源をACCから常時与えておき、バック電源が入ったらリレーで音色選択がオンする接続方法でテストしました。
残念ですが結果同じでした。それよりリレーがオンした時に小さく「ブチッ」音が出るようになってしまいまして・・・。
返って悪くなったので、元のバックライトの電源が入った時にアラーム機の電源が入る接続にしました。

 

回路図(載せておきながらこれは失敗でダスト行きです。)
 ▲下記手順①からのアラーム機本体の改造は問題なく進めます。バックアラーム音①車のセンタースピーカーで鳴らすためにアラーム機内蔵のスピーカーは取り外します。
そしてアラーム機のケースに穴をあけ、スピーカーを外したスピーカー線をオーディオケーブルで延長してケースの外へ出します。バックアラーム音②この車には、以前にサイドとフロントのカメラ入力にインターフェース機器を取付けています。この機器にはバック時に12Vを出力する線がありますので、これをアラーム機のスタート電源に使おうと思っています。この接続をするとバック時再生がスタートしバック終了で再生が終わります。(これは後で問題となり使えませんでした。)

③アラーム機の電源線にキボシ端子を付けます。特にマイナス線は過去に予備で用意した車両側のキボシ端子に接続したいのでつけました。バックアラーム バックアラーム音④今回は2つの音声ファイルを切替えるので、音声ファイルを2つ入れた場合に鳴った緑色と黄色線の2本をそれぞれ黒線との間にスイッチを入れます。このスイッチは本体の固定場所で切替えが出来るようにします。
スイッチの種類はドグルかスライド、ロッカースイッチのようなタイプを使います。バック電源が入ったら自動で再生スタートさせる今回の使い方をする回路の場合には、押して戻る動きで接点がオフになるような押しボタンやプッシュ型は使えません。バックアラーム音⑤先ほどの①でスピーカー線をオーディオケーブルで延長してケースの外へ出したオーディオケーブルにピンプラグソケットをはんだ付けします。(ピンプラグはメンテ用にと思い使ったので必ず必要ではありません。)バックアラーム音

⑥センタースピーカーで鳴らすためセンタースピーカー線と混合させる2入力の混合線を製作します。
不要なオーディオのピンプラグケーブルを必要な長さで切断します。

⑦切断したピンプラグ(赤色)ケーブルと、プラグソケット(黒色)付けたケーブルそれぞれ、分岐保護に2kΩの抵抗を直列で入れました。プラグソケットのケーブルはアラーム機の音声出力に接続します。バックアラーム バックアラーム音⑧抵抗部には絶縁のため自己融着テープを巻きます。バックアラーム バックアラーム音➈クルマで各線を接続します。

 

結果結果から言いますと、冒頭でダスト行きと書いた回路図でのセンタースピーカーで鳴らすため抵抗を入れて製作した混合ケーブルは失敗でした。ビビリ音が発生、そのうちジャージャーとラジオの雑音のような音が発生しました。電源を入れ直すと消えるのですが、再発します。

その上もうひとつ一番初めに予告していた失敗が・・・
以前取付けたサイドとフロントカメラのインターフェース機器出力のバック時電源。このクルマがバック時に出力されるから使えると思っていたのですが、これが純正のバックカメラを使うためにインターフェース機器機能のバックカメラをキャンセルする設定をすると出力されないのです。バックアラーム音という理由であれもこれも惨敗です。

気を取り直して・・・考え直します。

 

あきらめずにまだセンタースピーカーで鳴らすつもりでいますが、先ほどの音声混合するやり方では失敗をしたのでバック時にセンタースピーカーで直接アラームを再生出来るように、切替えるリレーを追加します。音楽などが鳴っていたセンタースピーカーをバック時にはバックアラームに切替えて音楽再生を切ってアラームを鳴らします。(これはセンタースピーカーだけなので他のスピーカーからは音楽が聞こえて来ます。)

方法は簡単なことで、バックライトの電源が入るとリレーを駆動させ、接点でアラーム音の線に切り替えるだけです。
 しかしこれには懸念事項があります。リレーで切替えた時にポップ音のような雑音が出てしまうのでは?ということです。これは実際にリレーでテストしないとわかりませんので、とりあえずリレーをつなぐ準備をします。
それと、アラーム機本体固定場所は当初つもりしていたグローブボックス裏はやめようと思います。
その理由は、
・バック時のバックライト電源はグローブボックスにあるインターフェース機器をあてにしていたのでグローブボックス裏では取れなくなった。

・グローブボックス裏の機器や配線がまた増える。

という理由です。ですのでアラーム機本体は、以前取付けたブラインドスポットモニターでバックランプから分岐した線があるので、リアのラゲッジ右側小物入れの下に取付けます。

ブラインドスポットモニタ取付け時に取り出したバックライト線配線の様子
後付け SBM ブラインド スポット モニター 取付け BMW X1 F48

先ほど、配線をフロントまで引いてこなければと言っていましたが、昔の軽自動車か何かでカメラ付属の使用しなかった長さ5m程のピンプラグケーブルがちょうど良い長さがあるので、これを通線します。この線にはセンタースピーカーを切替するバックライトの電源でリレーコイルをオンさせるための赤線も入っていますのでちょうど良いです。

 

製作製作する回路図です。バックアラーム音メインはリレー1個だけです。ヒューズホルダとピンプラグケーブルも使いますが。
リレーはいつも使うomRon製 G5V-2 2回路2接点です。
2回路2接点リレーを使う理由はケーブルのシールド線(マイナス)側もセンタースピーカーとアラーム機と完全に切り離したいためです。
リレー端子に各ピンプラグケーブルをはんだ付けします。
(〇付数字のリレー端子番号は上記の回路図を参照ください。)

①リレーコイルの端子番号①にバックライトに接続する線

②リレーコイルの端子番号⑯にマイナスに接続する線
※このコイルにはプラスマイナスの極性はありません。①と⑯使いが反対でも問題ありません。

③リレー通電時オンする端子番号⑧にアラーム機の出力

④リレー通電時オフする端子⑥にセンタースピーカーへ

⑤リレー接点元の端子番号④にセンターアンプの出力バックアラーム ゴング音 音量調整⑥シールド(マイナス)線も同じようにリレー端子にはんだ付けしていきます。
リレー通電時オンする端子番号➈にアラーム機のマイナス(シールド)
リレー通電時オフする端子番号⑪にセンタースピーカーへのマイナス(シールド)
リレー接点元の端子番号⑬にセンターアンプ出力のマイナス(シールド)バックアラーム音⑦ここでリレー切替え時にボツ音などの異音が出ないかを確認します。バック線はまだ分岐していないので替わりにACC電源を入切して確認します。心配していた異音が出なかったのでこれで行きます。

⑧これで最後に自己融着テープ巻きた上からハーネス用布テープを巻きます。バックアラーム音

 

通線ピンプラグケーブル(カメラ付属で残しておいた)をどちらからでも良いですが、今回はフロントから通線して行きます。

①グローブボックス裏からステアリング下へ

②ステアリング下よりボンネットオープンレバーカバーの内部を通線バックアラーム音③運転席ドアステップカバー下バックアラーム音④後部ドアステップカバー下バックアラーム音⑤後席からラゲッジバックアラーム音⑥ラゲッジ側面内部バックアラーム音⑦ラゲッジ右側の小物入れバックアラーム音
というルートで通線しました。特に後席からラゲッジへの通線は以前に取付けたブラインドスポットモニター線の時は本数が多くて大変でしたが、今回は1本なので楽でした。

⑧通線したピンプラグケーブルにはリレーコイル電源に使える赤色線をバックライト線に接続します。
バックアラーム バックアラーム音⑨以前取付けたブラインドスポットモニターで分岐したバックランプ線からさらに分岐させ、アラーム機の電源線にキボシ端子とヒューズソケット(ヒューズ1A)を付けました。
マイナスもキボシ端子を付けて接続します。バックアラーム バックアラーム音このようにキボシ端子を付けた理由は、もしもの故障など問題が起きた時、あるいはいずれ来る車検時にもしも無音化したコーディングが消えると純正音が復活するので、このアラーム機が鳴らないよう線を一時的に外せるようにしたためです。

⑩フロイントに戻っての作業です。
グローブボックス裏でラゲッジへ通線した延長ピンプラグケーブルの赤色線、音声切替えリレーのバックライト線につなぐ線(今回の製作では赤色線)に接続します。バックアラーム音
⑪ここでアラーム機の固定と配線の整理をする前に動作テストをしておきます。バックアラーム音・・・問題なくバック時に音声が鳴りました。心配していたリレー切替えによる異音は出ていませんし、再生音の途中で途切れるのもありませんでした。
そして、この改造の最大の目的である音量は小さめに調整しました。問題のあった基盤上のボリュームについては音声ファイルの音量を低くしたので、小さい領域の調整がしやすかったです。

バックアラーム

⑫アラーム機のピンプラグと通線してきた延長ピンプラグコケーブルを接続し、抜けないよう自己融着テープを巻いておきます。

⑬ラゲッジ右側の小物入れを外した下の適当な場所にアラーム機を両面テープで貼付けます。
バックアラーム ゴング音 音量調整⑭音声切替えスイッチもラゲッジ右側の小物入れ内にあるオートゲートユニット上に貼付けました。バックアラーム ゴング音 音量調整

 

感想バックに切替わった時に雑音は出なくて自然な切り替えでした。
アラームの聞こえ方はバック時に音楽などの再生が一時オフになるのでアラーム音が小さめに調整していても聞き取りやすかったです。
これで、音量を純正より小さくしたい目的は達成です。
今回選んだ音は2音色です。どちらもロールスロイスの方が良かったので・・・。(純正のゴング音が嫌いではなかったのですが好みで自由に鳴らせるならと・・・。)
もし飽きて別の音声に入替える時はラゲッジにパソコンを持ち込んでファイル転送するだけで終わります。

■再生の様子(再生する機器によっては実際とは聞こえ方が異なる場合があります。パソコンでは聞いた感じが異なりました。もうすこし柔らかい感じなのですが・・・。録画したスマホで再生すると実物音と変わらないのですが・・・なぜでしょう・・・。

今回決定した音
「rollsroyce1」 
※ 小さめの音量にはしておりますが、再生の前にお使いの端末の音量設定をご確認ください。

スイッチを切替えてもう一つの音
「rollsroyce2」

なにより今回の目的だったバック音量を小さく調整できるので、バック時に車外の人の声や他車音がより聞こえるようになりました。
このようなメモリ式のアラームという便利なものがあるものですね。見つけたのはいつものAliExpressですが・・・これに出会ってなければこのような事は出来なかったです。

メモリ式アラーム機 1.200円 (送料無料) AliExpress

 

手持ち部品・ピンプラグソケット 1個 (アラーム機出力側) (切り離しが出来るメンテ用で必須ではありません。)
・ピンプラグケーブル 2本 (不要のピンプラグケーブルを使用) (切り離しが出来るメンテ用で必須ではありません。)
・ロッカー型スイッチ2接点 1個 (音声切替え)
・ピンプラグケーブル 5m (フロントーラゲッジ間 カメラ付属ケーブルを代用)
リレー G5V-2 オムロン製 2回路2接点 1個
ヒューズホルダ
・ヒューズ1A(1Aより少ない値の持ちがなかったので)
・キボシ端子2セット(バックライト分岐) (切り離しが出来るメンテ用で必須ではありません。)
自己融着テープ
ハーネス用布テープ
両面ブチルテープ

▲以下は、不具合で不要となる
・抵抗 2kΩ 2本 (2入力混合線製作)

 

工具・はんだこて
・ニッパ
・ドライバー
テスター
・精密ドライバー(音量調整用)
・パソコン (音声編集、転送用)
・micro USBケーブル (曲転送)

 

■ ■ ■ X1 F48 20i 後期モデル 関連記事 ■ ■ ■

■番外編
・X1 F48 マイナーチェンジで、「仕様変更になってカタログや公けになっていない、気が付きにくい部分」をちょっとまとめてみました。気になる方は下記からどうぞ・・・。

「BMW X1 F48 前期と後期のちょっと気が付きにくい変更部分のまとめ」

・当方が採用したインテリア装飾パーツ紹介
「採用した内装装飾パーツ紹介 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

■過去記事

純正フットライトを常時点灯させる。BMW X1 F48 LCI 20i 後期

純正フットライトの電球色をLEDテープで白く明るく。BMW X1 F48 LCI 20i 後期

iDrive ウォークマンアプリで楽曲情報を登録しインポートする 。BMW X1 F48 LCI 20i 後期

コンソールにワイヤレス充電器装着とドリンクホルダ照明追加 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

後付け BSM ブラインド スポット モニター取付 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

後部座席のリクライニング ストラップをグリップ式に。 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

後部座席アームレストのストラップを取手(フック)化 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

後付け BSM ブラインドスポットモニターの表示灯形状を変更 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

レザークラフト シートベルト タングプレート カバーの製作 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

後付け サイドカメラとフロントカメラ取付 BMW X1 F48 LCI 20i 後期

360°ドライブレコーダーに入れ替え ユピテル ZQ-32R BMW X1 F48 LCI 20i 後期

バック時の純正ゴング音をコーディングで無効にして音を小さく好きな音に BMW X1 F48 LCI 20i 後期(当記事)

 

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