スズキ ハスラー 後付け BSM ブラインド スポット モニター取付 (ハスラー MR41S)

BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

ハスラーには一般的な安全装置は一通りありますが、右左折や車線変更時に側面後方の車やバイクなどを検知する機能はありません。
これはブラインドセンサーと呼ばれている物です。今回、価格も手に届き安全補助の効果はあると思い、この汎用品を取り付けることにしました。
これは他車にあるようなミラー面で光るものではなく、ドアミラー近くの車内に検知時にLED表示ランプを置くという物です。
車種専用でこのミラーが付いているものも販売があるようですが、値段も上がることよりも、作業が大変でそこまで求めないのでこれで十分です。それにミラータイプは昼間の太陽光の角度や雨によっては見にくいことも経験していますので、今回はドアとドアミラーに通線をする必要がない車内に表示灯を置く汎用品を取付けることにしました。


👉主な目次
検討
動作確認
センサー固定
駐停車中のドア開事故防止のアイデア
配線
動作テスト


 
購入品BSM ブラインドスポットモニター購入したセットは、バンパー裏貼付けタイプ(角度調整なし)
センサーはマイクロ波24GHz
後方10mまで検知
検知表示LEDが点灯
検知中、ウィンカーを使うとLEDが点滅しアラーム音
センサーを固定する金具はついていない。(両面テープとシリコングルーのみ)

内容物
LED表示灯、本体、センサー、両面テープ、インシュロック、シリコン(704)、アラーム付電源・ウィンカー配線(左右分岐)、センサー延長線、LED表示灯延長線(左右)、角度型紙、取扱説明書(英文)

👉これと同じブラインドスポットモニターを、ダイハツのミライースに取り付けています。
 ご参考にどうぞ。
後付け BSM ブラインド スポット モニター取付 ミライース LA350S

検討一番検討しなくてはいけない事は、センサーを取付ける場所です。
・リアバンパーの出来るだけ角で、外側に10°~15°外向きで垂直水平に飛ばせる形状があるかということ。
・その場所に取り付けて、ボディ側にセンサーが当たらないか。
なのですが、購入した製品はバンパー裏面に直接貼るタイプですが、バンパー形状で対応できない場合に車両側に取付けるのはだめなのか?標準装備車ではボディ側というのも見られますが・・・。
これらの結論はどちらでも可能です。以前の記事にもありますが、ミライースで車両側に取付け実証済です。
 取付ける高さは35cm~90cmと記載がありますが、軽自動車ならバンパーの一番下(淵)に取付けない限り大丈夫でしょう。

実際に取付けられる部分があるかですが、先にバンパーを外してもセンサーが手元にない状態ではよくわからないので、今の検討の段階では、ネット販売されている中古のバンパーや外した様子を検索して検討しました。
あくまでも画像での判断ですので、実物でどうなるかわかりませんがハスラーのバンパーに貼るのは条件がそろわない感じです。よってボディ側に取り付けになります。

ボディ側に取付けたセンサーとバンパーとの空間があっても問題ないです。これもミライースで車両側に取付け実証済です。
これについて調べて判ったことを後の感想で書いております。

センサーが届き動作するかの確認をしておきます。まれですが不良品かもわかりませんので・・・。

各配線をつなぎ電源を入れます。 
センサーに手をかざすとLEDが点灯します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
ボディ側に取り付けた場合、バンパーがあっても検知動作するのかです。
替わりにプラケースとバンパーのような厚みのある収納ケースを被せても検知します。BSM ブラインドスポットモニター
このまま3mくらい離れても検知していますので、バンパー裏のボディ側に取付でも大丈夫でしょう。

それとこのセンサーの裏表面ですが、説明書では表面をバンパーに貼れと指示がありますが、裏面向きでも検知しますね。でも、もっと離れると感度が落ちるのかもわかりませんが、表を検知面と指示通りにします。先の取付け検討で決めましたがセンサーをボディ側に取り付けるのでセンサー裏面の平面が固定側になるので強度的に都合が良いです。BSM ブラインドスポットモニター

次に、白線を+12Vに接続すると、検知すると「ピッピッ」と2回アラームが鳴りました。LEDも点滅してわかりやすいです。
これは、検知中にウィンカーを出すと警告してくれる機能です。
この白線を右ウィンカーへ、黄色を左ウィンカーに接続すると機能します。BSM ブラインドスポットモニター

駐車時にハザードを使う状態として左右ウィンカー線に同時に+12Vを与えると、以前取付けたキットと同じものなのでアラームは鳴らないです。

残った最後の緑色の線。説明ではバックに接続とあります。
これに+12V与えると検知するようなときでも報知しなくなりました。BSM ブラインドスポットモニター
という事は、バックライトにつなぐとバック時検知しないようキャンセルになります。

以前取付けたミライースの取付前に計測している消費電流です。(画像も流用です。)
電源ヒューズは1Aがついているので少ない電流機器です。
左右検知中 約164mABSM ブラインドスポットモニター
片側検知中 約158mABSM ブラインドスポットモニター

どのように動作してもあまり変わりませんでしたが、想像していたより少なかったです。

センサー取付け説明書にマイクロ波センサーはバンパー裏面に貼り付ける方法が書いてあります。
今回は、対応できる角度がバンパーありませんのでボディ側に取り付ける参考にします。

訳すると、
「後部のプラスチック製バンパーを取り外し、表面の塗料を傷つけないように注意して、柔らかいスポンジまたは布にバンパーを置きます。
バンパ表面で調べた取付位置の内側の同じ部分とします。
マイクロ波センサーを貼り付ける部分をアルコールで拭き、印を付けます。
マイクロ波センサーの表面をアルコールで拭き、 マイクロ波センサーの表面に3Mのテープを貼り付けます.
印をし内側の弧にあるセンサーの3Mステッカーをはがし、しっかりと押して取付け時にマイクロ波センサー線の出ている方向に注意してください。
センサーは、配線をを上または下向きで水平に取付けます。
マイクロ波センサーを付属の704シリコン接着剤で固定します。
マイクロ波センサー線ーをコントロールボックスとのセンサー延長ケーブルに接続します。」

と書いてありましたので、今回のようなボディ側にセンサーを固定する場合でも配線の向きと垂直水平に取付けます。
あちらから来る製品付属の3Mテープはたまに老化したのかで粘着力が落ちている場合もあるので手持ちの粘着度確認が取れている3M両面テープを使います。
シリコンは添付の物で貼り付け後に周囲に塗布して補強します。

 

取付ける前準備として、
1. センサー取付の垂直度と水平度を見るために、クルマの駐車を前後が水平、幅方向(左右)も水平な場所にします。
2. 外れたバンパーは傷が付かないように、厚めのシートや段ボールなどを敷いたり安全な場所に置いておきます。
当方は、家の中に入れました。

①バンパーを外します。
まずナンバープレートを外します。軽は封印がないですから外せます。

②バンパー固定樹脂ピンを外します。
バンパー固定はどのメーカも同じような樹脂製のピンやプラスネジなどで止まっているようです。
ただこの樹脂ピン、年数が経過していると穴に差し込んで開く部分は割れやすいので、新しいピンを用意しておいた方がよいでしょう。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
内貼はがしツールで外すか、マイナスドライバーで樹脂ピンの真ん中のピンを浮かし手で抜ける場合もありますが固い場合は、浮いたピンを内貼はがしツールで引き抜くか、開いたニッパに引っ付掛けて引き抜く方法で外します。

ハッチドアを開けたら見える上部分に2種類あり真ん中を浮かす形状の3本と全体を浮かす形状の2本です。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
左右のタイヤハウス淵の黒樹脂モールに片側で1本を外します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー下部というか裏側に左右で2点止まっています。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

③これでバンパーが外れる状態ですが、ナンバー灯線のコネクタを爪を押しながら抜きます。
当車は全方位カメラ車なのでバンパーにセンサーは付いていません。センサー付きの場合は配線コネクタに注意してください。
BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー④タイヤ上のモールと爪でハマり合っているので内貼りはがしなどを使い浮かすように引くとあまり良い音がしませんが外れます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

センサー固定①角度の型紙をボディ側に当てて見て、高さも合わせて位置を決めます。
目印としてクルマと家の壁と平行に停めています。
付属の型紙で角度を確認しますが・・・。
この型紙はちょっとおかしい・・・。前回ミライースに取付けと同様、説明書には10°~15°と書いてあるのですが、この型紙は28°くらいあります。

他で販売のセンサー説明では20°や25°という説明の所もありましたので、どれが良いのか以前に図に書いて考えていますので掲載します。

計算ではなく図で書いてみると多分ですが、例えば、対象物の隣接車と1.5m程度離れて走行しているとして、センサー取付角度が20°だと後方4m強から検知を始め、15°では5m強程、10°では7m程でそれぞれ検知を始めると思われます。

BSM ブラインドスポットモニター

このセンサーの検知最大仕様が10mですから、センサー角度は10~15°が合っているようには思いますが、これは対象物の角で考えていますので、クルマのような幅がある対象物には照射される範囲が広がるので10mくらいでも検知されるように思います。
付属の型紙のような28°の場合には外過ぎて10mは外れてしまうと思いますが、これは図を描いた線上の話ですし、センサーの幅方向の照射範囲は考慮していません。

逆に幅の狭いバイクと自転車のような対象物は、先程の角で考えた距離になってくると思います。
早めに検知したいか、近くに来てからなのかで角度が変わります。車の方がどの角度でも変わらず悩むなら、自転車やバイクの場合の角度で決めるのも1つだと思います。

BSM ブラインドスポットモニター
これら図も含め、あくまでも素人考えですのでご参考までにしてください。
それにしても説明書と異なって上に28°というのはちょっとひどい型紙です。

②もう一つ大事なことがあります。センサー取付には垂直、水平度が必要です。
車両(ボディ)側にわずかな部分に左側はLと刻印がある垂直で平らな面がありました。
このセンサーの照射先にリアガーニッシュの固定金属ネジがあります。バンパーを合わせて問題ないか位置関係を見ます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーバンパーガード固定ネジはセンサー照射の外側であり下の様ですので大丈夫そうです。
この平らな面にアルミ板をL字に曲げ加工したブラケットを取り付けます。
BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーこのブラケットを貼るボディ側周辺に空き穴があるので、その内の穴1点を固定に使いますのでブラケットに穴を開けておきます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
(↑次で貼る両面テープ貼付け済の画像ですみません。)

ここで一旦貼る面に合わせて見てブラケットが垂直になっているかを水平器で測ります。
水平度はセンサーをブラケットに貼付ける時に測りながら貼り付けます。(車を水平な場所に停めておきましょう。)BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー③ボディ側の取付する部分と製作したブラケットの汚れをきれいにパーツクリーナで脱脂します。
ブラケット裏面に手持ちの3M製(7112)強力両面テープを貼ります。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーセンサーの上部だけ横向きに貼って、他は万が一の雨侵入の水抜けのため縦に並べて貼りました。

④製作したブラケットをアングルにあけた穴とボディ側の空き穴とが合うようにし、同時に水平器で水平度を計りながら貼り付けます。

⑤アングルをボルトとナットで止めます。
そのためには、タイヤハウス内に樹脂ピンを1本外してタイヤハウス内の樹脂カバーをめくります。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーボルトにゆるみ止めを塗布して、タイヤハウス内にある空き穴にL字に曲げ作ったアルミアングルを座付きナットで固定しました。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑥めくっていたタイヤハウスの樹脂カバーを戻します。次はセンサーを取り付けます。センサー裏面に手持ちの3M製(7112)強力両面テープを貼ります。
ブラケット同様にセンサーの上部だけ横向きに貼って、他は万が一の雨侵入の水抜けのため縦に並べて貼りました。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑦ブラケットを15°になるよう曲げます。直角になっているブラケットを型紙で計りながら押さえて曲げて行きます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑧貼り付けた両面テープの隙間に防水対策も合わせて周囲を付属の704シリコン塗布で補強します。
下面は後は万が一の雨侵入の水抜けのため塗布しないでおきました。これは説明書にない方法ですが、貼った両面テープとの隙間に水と汚れが少しづつ入りやがて長年経過するとはがれる原因となるので、シリコンでふさぎます。これで取付き強度も上がります。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーこの付属の704って書いてあるシリコンですが、粘度が低く隙間には流れ込んでくれて良いのですが、多く付けると気づいたときにはたれ流れやすいのでご注意を・・・。

➈センサーをブラケットに貼り付けます。
雨侵入防止のためセンサー線を下出しにして貼り付けます。センサー取付向きは線を上か下出しにするよう説明がありますが、これは電波を飛ばす仕様上の話でしょう。ここは迷わず下出しで取り付けます。
センサーをブラケットに貼付ける時に水平度を測りながら水平になるよう貼り付けます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑩ブラケット取付時同様、センサーとブラケット周囲を付属の704シリコンを塗布します。下面は後は万が一の雨侵入の水抜けのため塗布しないでおきました。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

配線車両配線をします。
はじめは本体をリアに置こうと思っていたのですが、電源とアラーム線が1m最も短かく、LED表示線は4m強ですが本体をリアに置くと長さが怪しいので、本体は運転席足元に変更します。
他の線の長さは、キャンセル線は4.5m、左ウィンカー線は4.5m程ありますが、本体取付位置を設計時に車体左側に想定している様で、右ウィンカー線だけ長く約7mほどありました。右センサー線も左より1mほど長いです。

電源は運転席側に今までの取付けで電源分岐した所があるのでそこから分岐しますが、配線がクルマの右側を通線になるので先の話、長い方の右側の線がかなり余ってしまいますね。
軽自動車の場合は本体をどこに置いてもすべての配線は届きそうですけど、アラーム線が短くアラームの置きたい位置から本体を置く場所が決まってしまうこの長さ設定はどうかと思いますね・・・。

それから、全長が長くなる普通車の場合は注意が必要です。本体を設計思想の左側(グローブボックス近辺)に置かないと、右側(運転席側)に置くと左線が足りなくなる可能性があります。(自己で延長するつもりなら良いですが・・・。)

以上を検討したら次の図のような配線をすることとなりました。BSM ブラインドスポットモニタリング

 

このブラインドスポットセンサーを取り付けると後方検知することが出来るようになります。そこで少し回路を追加することで人が降りようとドアを開けた時に後ろから来ている自転車、バイクなどを検知していると警報することができます。これはブラインドスポットモニターが検知している時にウィンカーを使った時にアラームが鳴るのと同じ動作で、検知中にドア開したらLED表示灯が点滅しアラームも鳴るという事です。

 当家では今の所このようなシチュエーションはほとんどないのでこの改造は不要と思っていますがご参考に書いておきます・・・。

先ほどの全体配線図に追記した下図の朱色の部分がこれを機能させる回路部分です。
逆流防止ダイオードは、ドア開時にウィンカーが点灯してしまいますので、ウィンカー左右の入力線に必ず必要です。
リレー出力側のダイオードもないとウィンカー入力線の左と右がつながってしまうのでこちらも必要です。

リレーは、ドア開時の信号(カーテシ)0Vを使いますが、このまま0Vではブラインドスポットセンサーには入力できないので、リレーで12Vに変換してブラインドスポットセンサの左右ウィンカー入力線に入力するようにしています。

BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

カーテシ線の分岐は以前の記事「フットライト取付 ドア連動とイルミネーション連動 スズキ ハスラー MR41S」を見て頂ければと思います。ルームライトで分岐しなくても、ヒューズボックス上のコネクタにカーテシ信号があります。

この回路での使用には条件があります。
1つ目は、この車の場合(どの車種も同じ・・・?)ドア開時に点灯するルームライトの回路は左ドアと右ドアとに分かれていません。
ですので、例えば左ドアを開ける時に左側が検知していなくても、右側で検知しているとアラームが鳴ってしまいます。
2つ目は、ドア開でいつでもルームライトは点灯しますが、ブラインドモニタの電源はアクセサリ電源から当方は分岐するので、アクセサリオフ後は機能しません。エンジン停止しての降車時には働かないという事です。
(常時電源を利用すると回避できますが、駐車時にバッテリが消費してしまいます・・・。)
3つ目は、これは当方では施工しておりませんので何か問題が出るかもしれません。

以上の3点、注意事項でした。

 

それでは配線をしていきます。
①センサーのコネクタとセンサー延長線コネクタを接続します。
その前に、このハスラーの外へ出せる唯一の穴が1つだけあります。それはナンバー灯線が出ている穴ですが、車体のセンターでなく右寄りに開いています。さらにセンサー側の線は途中で左右分岐になっているタイプで、この分岐部分を外に出さないと遠い左センサーに届きませんので、先にこの延長線の分岐部分をラゲッジ外へ出します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーセンサー延長線をナンバー灯の配線が通っているゴムブッシングに通します。他に穴があって外へ出せるならどこでも良いと思いますが、他の穴といってもこのハスラーには通気口しかありませんでしたので、ナンバー灯線の通っているブッシングに通します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーでもセンサーコネクタの径が太く通らないので、しかたなくブッシング上面に切り口を入れてここに通しました。
後でシリコン塗布します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
②センサー側のコネクタとセンサー延長線のコネクタにある△印どうし合わせ奥まで差し込みます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
接続したコネクタの上に防水と抜け止めの為に自己融着テープを巻きます。
このコネクタは差し込むだけで抜け止めの爪のような形状がありませんので何かしておく必要があるように思います。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
③車外での延長線の長さが決まれば、ハーネス用の耐熱布粘着テープを巻きます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー④センサーと延長線コネクタに雨水が侵入しにくいように配線を一旦下に垂らす形状にします。
もともとセンサーは防水されていますが。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

インシュロックで配線を固定します。固定するのはもともと配線が通っていない場所なのですが、通気口と左右に空き穴があったのでここで固定しました。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑤ゴムブッシングを付け戻して配線根元を防水のためにシリコン塗布します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

余ったセンサー延長線は・・・。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
■ここから室内の配線になります。

⑥本体を運転席足元のヒューズが並んでいるさらに上部で手前のボディ面の平らな面に付属の両面テープで固定しました。
本体の電源はこのクルマで以前分岐したドラレコやサンキューハザードなどのアクセサリ電源から分岐します。
アース(マイナス)も分岐同じようにここから分岐します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑦ウィンカー線に接続します。
これはセンサー検知時にウィンカーを出すとアラームが鳴る機能ですが、鳴らしたい場合はこの左右のウィンカー線を車のウィンカー線に接続が必要です。
まず、ラゲッジ側面のパネルを外しますが、その前にラゲッジドア入口の細長いパネルを引き抜いて外します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー左右側面にあるオプションアクセサリを固定するボルト穴のキャップ2個を引き抜きます。刺さっているだけですが摘まめない形状なので、薄い板状のものを差し込んで徐々に浮かしてから引き抜きます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーラゲッジドア周りのゴムモール(ウェザーストリップ)を一部外します。
ラゲッジドア縦面は樹脂ピンではまっているだけですので引き抜きます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーシートベルト口付近はL字形状のツメではまっていますので、後方へ引き抜く形になります。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

テールライト左右のウィンカー線を調べます。
当車の車両側で右側コネクタでは、
BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー青色(車両側コネクタ)
BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー左側コネクタは、
BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー緑色(車両側コネクタ)
でした。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー

探したクルマ側のテールライトコネクタの右ウィンカー線の青色にセンサー本体からの白色線を、同じく左の緑色にセンサー本体からの黄色線をそれぞれウィンカー線より分岐接続します。
分岐の仕方は当方のいつものやり方で、ウィンカー線被覆の一部をカッターで削ってそこに線をはんだ付けします。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑧はんだ付けをして自己融着テープを巻き絶縁します。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーラゲッジ通線部は金属部と接する領域が多いのでスリットフレキまたは、スパイラルチューブで保護しました。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー➈本体からの緑色の線。説明ではパーキング・バックライトに接続とあります。
届いてからのテスト時この線に12V与えると一時的に検知がキャンセルになりました。
この緑色線をバックライトの線につなぐと、バック時検知しないようになります。
駐車時に点灯するのが目障りなら、キャンセルしておくのが良いかもしれません。
でも、使えるようにしておくと前列駐車場などからバックで出る場合は役に立ちます。
ハスラーは全方位カメラでバック時の報知音は鳴らないので点灯だけでも注意を促す意味もありキャンセルしないでおこうかと・・・。
ただ、私以外が使う場合が多いのですが、実は・・・、
これについて後日、昼間は何とも感じなかったLED表示灯ですが、夜にバック中、ドアミラーを確認するのに点灯すると眩しくてミラーに映る様子が見えにくいのでバック時はキャンセルにしました。(昼間に認識できる明るさで点灯しているのですから夜は明るいですよ。これでキャンセル機能があるのでしょうか?)
そのバックライト線は当車の場合:ピンク色(クルマの右テールライトにある車両側のコネクタ)です。
これに本体からの緑色線と分岐接続します。

BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー他へのつなぎ方のパーキングへという例は、
車が止まっている駐車の状態で、ブラインドセンサーの電源接続先としてアクセサリにつないだ場合にアクセサリーモードでテレビや音楽を聴きながら車内にいる時に人が通ったり、他の車が動いたりすると点灯することが目障りと感じるならこれもよいでしょうという例です。
あまりそういうことをしないという人は、パーキングへのキャンセル線の接続は要らないかもです。

⑩本体に差し込んだウィンカー接続線2本とセンサー延長線の計3本を運転席からラゲッジに向け通線します。
通線は各ドア足元ステップカバーを外し中に通しました。
運転席から通線していく理由は、余る線は後でリアで束ねたいからです。運転席は配線が多くまとまりが悪いので。

運転席足元BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー後部座席横BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー後席から後席からラゲッジへBSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーラゲッジ側面BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー
⑪LED表示灯取付け
LED表示灯の通線をします。
運転席は本体を固定した足元からLED表示灯延長線をダッシュボード側面に出します。
LED表示灯は視線に入るよう、ダッシュボードより少し上でドアミラー横並び位置のピラーゴムから出すようにしました。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーピラーゴムから出たところでLED表示灯側のコネクタと延長線コネクタとを接続してからダッシュボード側面の隙間に押し込んで通線します。
余った配線は運転席足元上部に通っている配線とインシュロックで束ねました。

⑫助手席側へは運転席足元の上部を通して行きます。(軽は隙間があり楽ですね。)
助手席側もそのまま上を通しグローブボックス下からLED表示灯延長線をダッシュボード側面に出します。グローブボックス裏(奥)は手も入り作業できます。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラーLED表示灯側のコネクタと延長線コネクタとを接続してからダッシュボード側面の隙間に押し込んで通線します。
余った配線はグローブボックス下側で束ねました。BSM ブラインドスポットモニター スズキ ハスラー⑬アラームの線は1mと短いので、ステアリング下の細長いカバー中に取付けました。
アラームの音は高い音ですがそんなに大きい音量でないので運転者に近いほうが良いと思います。

動作テスト・左右それぞれに立つと検知した側のLED表示灯が点灯します。
・ウィンカーを出している時に出している側のセンサーが検知するとLED表示灯は点滅し「ピッピッ」とアラームが鳴ります。
・ハザード点滅中に検知してもLED表示灯は点灯しますが、アラームは鳴りません。

近所を走行
・停車時に後ろから横を通り過ぎていく自転車と歩行者を検知しました。
逆に前から通り過ぎ(すれ違い)後方に行っても反応しませんでした。マイクロ波すごい・・・。
・駐車場などでバックで駐車する時は検知キャンセル線をバックライトに接続しているので検知しません。
・想定外だったのは、当方が交差点で左折する時に後にいた後続車はそのまま直進していったのですが、左折直ぐにその車の側面を検知していました。当方が曲がって点灯したので!?と感じました。
・アラーム音量はよく聞こえながらも大き過ぎないので良い感じです。

 

感想取付けたセンサー角度は仕様範囲だと思います。走行中の後続車の反応はありませんので良い角度なのでしょう。
このキットにはGPSは付いていないので、クルマが停止中も検知します。これはこれで発車時の確認となるので動作するのが良いと思います。
運転者には点灯したことを気に留め確認し、安全運転してくれれば良いだけです。

■ボディ側に取付けたセンサーについて、
ある技術解説書に、マイクロ波センサは周囲温度や天候などの影響を受けにくく紙や霧や砂嵐などには反応しない。
樹脂や陶器など、電気を通しにくい物質を透過するため、電波を透過する素材で覆えばセンサ自体を見えなくすることができる。
水や金属など、電気を通しやすい物質および、人体は水分を多く含むので反射する。
ということから、バンパー裏面に直接貼らなくボディ側に貼ってバンパーとに空間があっても問題なく使えたという事でしょう。

 

購入品・ブラインドスポットセンサー (バンパー裏面貼付け型、角度調整なし) 6,394円 AliExpress

 

工具テスター (ウィンカー線、バック線の確認)
・マイナスドライバー (バンパー樹脂ピン外し)
・はんだこて
内貼りはがしツール (バンパー樹脂ピン外し)
・ニッパ
・カッター (電線被覆一部剥き)
・ドリル (ブラケット穴あけ)

 

材料(手持ち)・アルミ板 厚さ1mm 100mm×200m 1枚 (ブラケット製作用)
・M6ボルト、座付ナット各2個(ブラケット固定強化)
・シリコン704(センサー固定強化 キット付属品)
自己融着テープ
ハーネス用耐熱布テープ
3M 両面テープ(7112 強力品)
インシュロック(キット付属は未使用)
・半割れフレキチューブまたは、スパイラルチューブ(ラゲッジ金属部通線保護)

 

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