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自作に改造と修理など、家と電気系を主にトライしてみた記録です。

スズキ ハスラー MR41S OBD2アダプタによるオートドアロックでルームランプを点滅させない方法

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OBD2アダプタを使ってオートドアロック動作をさせると、ハザード(アンサーバック:以降ハザードと読み替えます。)点滅してしまいます。
このことから、このOBD2アダプタによる走行中のロックの仕方は、キーレスでドアロックさせるのと同じ方法をとっているようです。
そこで、別記事の「ODB2でオートドアロック」でも書いておりますが、走行中のオートドアロック時にハザードが点滅しないようにする一つの方法として、メーカ工場出荷時の標準設定である「ドアロック、アンロック時のハザード点滅」が不要であれば、これを無効にすることで走行中のオートドアロック時のハザード点滅がしないようになります。この設定変更はディラーで書き換えを行ってもらう必要があります。
そもそも、ハザード点滅がなくてもハスラーのドアロック、アンロック時は、ピッ音が鳴り、合わせてスモールライトも点灯するので、当方としてはハザード点滅は不要との考えです。
なのですが、上手く回避できたと思っていたら、この設定変更で新たな問題が発生。

ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策通常のドアロック時のハザード点滅をしないよう無効に変更することで、OBD2アダプタによるオートドアロック時にもハザード点滅はしなくなるのですが、新たに問題が発生しました。わかったのは夜間。その原因というか答えは、取扱説明書に記載されている設定表にあります。
ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策それは、初期設定のアンサーバック機能を無効にした場合、ルームランプの動作スイッチを「DOOR」にしておくと、ルームランプが2回点滅するようになります。これは仕様通りであり降車後のドアロック時は構わないのですが、OBD2を使っての走行中のオートドアロック時にもルームランプが2回点滅してしまいます。ルームランプを「OFF」している人には関係ない話ですが、このように「DOOR」にしておくと、夜間の2回点滅はちょっと恥ずかしいものがあります。

ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策そこで、回避するために2案思いつきました。

①走行中は常に点滅しないようにする。
②オートドアロック時は一時的に点滅しないようにする。

まず、①の「走行中は常に点滅させない。」はイコール、走行中はドア開でも点灯しない。
良いように思いましたが、
走行中にドアを開けることはないのですが、もし、Dレンジの時にトラブルになった場合、それが夜間とかトンネル等で暗い場所でドアを開けても、点灯しないのは問題かとも思いますし、助けてもらうにも真っ暗というのも・・・と考え、危ないやり方かな。と思いやめておきました。
回路的には、IG電源か、Dレンジの信号でリレーでルームランプの線をオフ(切)にすることで簡単に実現は出来ます。

そうすると②案です。
これは、別記事の「ミライースのアイドリングストップキャンセル」で採用はしていないけど案として浮かんだタイマーによる回路案です。前の車でも同じ動作の考えでキーレスドアミラー連動格納で製作していたやり方です。

動作としては、
走行中にドアロックすると、ロック時のドアロック信号でリレーがオンし、このリレー接点がオンすることで、タイマー回路をスタートさせます。
そして、タイマー回路が働いている間の数秒間に動作する別のリレー接点によってルームランプの「DOOR]線を切ります。
それからタイマーカウントが終わるとリレーはオフするので「DOOR」の線が元通りつながり、以降純正の仕様通りいつでもドア開時にはルームランプは点灯します。

以上の動作以外の影響ですが、
タイマー回路の電源には「ACC]電源を使うので、ACC電源が「オフ」になっている降車後のドアロックにはタイマー回路は働きませんので純正仕様通り点灯します。(別に点灯しなくても困りませんが。)
回路図ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

製作使う部品は。前の車でキーレス連動ドアミラー格納回路で使っていたタイマー回路とリレー、ヒューズホルダが再利用できます。
このタイマー回路TM-5552は市販品で完成品もあればキットでもありましたが、2019年1月の時点で調べるとすでに「タイマー基板キット3TM-5553」に変わっているようです。変更になった所がすぐに分かったのは、タイマ時間設定のやり方が楽な方法になった位ですが、詳細はお調べください。
・使用部品ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

①ACC電源には、ヒューズホルダも結線します。回路とリレー2個だけなので100mAちょっとなので、ヒューズ容量は手持ち最小の0.5Aにしました。
リレー1個の+電源線をタイマー基盤指定のリレー+側穴に半田付けします。
もう1つのリレーの+には、ドアロック信号線をつなぐので作業は後程行います。
リレー2個分のアース(マイナス)線をマイナスの基盤穴に入れ半田付けします。
マイナスの1本はタイマー基盤の白枠のリレー取付け位置から、もう1本は下の画像の最下部のようにマイナスパターンで空いている穴に半田付けしています。(この2本は、2本ともまとめて取り出しても、2つのリレー間を渡してもかまいません。)ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

②タイマースタート線(灰色)2本をタイマー基盤穴名称「TRG」と「AS]に半田付します。

③動作表示LEDは、本来基板上に取付けるのですが、前使用時にケースに表示させるためリード線で延長していたので今回はこのままにしています。

④リレーを取付けて配線をします。使用したリレーは、omRon 5GV-2です。
使用するリレーですが、タイマーキットに付属していたリレー(1回路2接点)が使えますが、今回は前に使用した時に2回路2接点に変えていたので、今回も手持ちの2回路2接点となり、付属リレーとは異なっています。)ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

⑤タイマー基盤の右側のリレー取付け指定の白枠場所と、左側の空きスペースにリレー2個をさかさまにして両面ブチルテープで貼り付けます。
下の画像で右側のリレー(タイマー動作)の、コイル端子の1番端子に作業②で半田付けしたリレー電源線+と、16番端子にアース(マイナス)を半田付けします。(極性のないリレーですので1番と16番が入れ替わっても大丈夫です。)
カーテシ信号(ドア開時0V)線接続用のリード線(判別しやすいよう青色)2本を11と13番端子(B接点)に半田付けします。(B接点:リレーOFF時、オン(導通)している接点)
カーテシ信号リード線の長さは、回路を車両のヒューズボックス右上のボディに貼り取付けるので、この位置の場合でしたら接続点の車両コネクタとは30cmあれば足りると思います。

⑥下の画像で左側のリレー(ドアロック信号で動作)の1番端子にロック信号線(判別しやすいよう緑色)、16番端子にアース(マイナス)(黒色)を半田付けします。
作業②で半田付けしたタイマースタート線(灰色)2本を、9と13番端子(A接点)に半田付けします。(2本はどちらでもかまいません。)
(A接点:リレーOFF時オフ(導通ない)している接点)ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

ドアロック信号リード線(緑)の長さは先ほどと同じく、回路を車両のヒューズボックス右上のボディ(後程取付場所の画像あり) に貼って 取付けるので、30cm位で足りました。

⑦タイマー回路基盤にACC電源とアース(マイナス)線を半田付けします。
今回は基盤の線穴が小さく、またパターン間隔の狭さから、楽な方法で基盤パターン面に直接半田付けしました。
各リード線(ACC、アース)長さは、30cm程度にしています。
ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策回路製作はこれで完成
ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策⑧空ケースに入れる為、ケースに配線を通すための切欠けします。基盤は両面ブチルテープで四隅を貼り付けて固定しています。
ケースの切欠け部分には線被覆保護にのために線束に自己融着テープを巻いてフタをして完成です。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策この対策に必要な信号線は、ドアロック信号と、カーテシ信号線です。
カーテシ信号線は、別記事の「フットライト(フロアライト)取付」でわかっていますが、念のため導通を確認しておきます。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策
ルームランプを外し、ここのコネクタを抜きます。コネクタの青色線が「DOOR」位置の時ランプにつながるので、この青線と下画像のヒューズボックス上にある白コネクタのカーテシ信号線(青色)との導通をテスターで確認します。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策思った通りこの青色が、ルームランプ「DOOR」の線でした。この線を切断してリレー接点を挟み込みます。

ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策事前にディーラーで聞いておいたのですが、ドアロック信号のあるコネクタはとても手の入る位置じゃありませんよと言われ、替わりの場所を教えてもらいました。
当方はいつもですが気持ちの上でスッキリとコネクタから分けたかったのですが、今回ばかりはそうも行かないようです。
ドアロック信号のあるコネクタの位置は、車でいうエンジン側でコネクタがたくさん差さっている左上奥。目では見えない、またアクセルにブレーキも邪魔してなかなか撮影出来ない所です。

ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策何度か撮って見るも・・・アクセルにケーブルがレンズの邪魔になりながら、何とかカメラを奥に突っ込んで、撮って見てみるが・・・。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策 気を取り直して・・・。替わりの場所とはドアシルに近い所で、よく知られているボディアース端子横を通っている黒く太いケーブル束の中です。画像の上部でドアへ行っているようです。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策一部に巻いているビニールテープを剥がし、黒い保護チューブの貼り合わせ部分を8cm程(ボディに固定しているバンドは切りたくないので。)剥がしていきます。
ちょっと狭いですが、探ると見つかりました。
このクルマではミントグリーン色(若草色)でいくつかのコネクタで見かけた同色線より少し太く、銀印が1つの線になります。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策この線の被覆を一部カッターで剥いて、ドア閉スイッチを押しながら、リモコンでドアロックをした時の電圧をテスターで計ります。
一瞬12VでればOKです。当方のデジタルテスタでは一瞬なので16V位の表示が出ました。

配線ACC電源とアース線は、今までドラレコ、フットライト、サンキューハザードで散々分岐してきたのでここから分岐します。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策ドアロックリード線(緑色)を、先ほど確認したドアロック信号線から、半田付けをして自己融着テープ巻で絶縁分岐します。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策最後にカーテシ信号線(青色)を結線します。
フットライトで分岐していた所を切断します。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策この切断と結線作業は、コネクタを抜かないと線が短いので作業できません。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

車両コネクタ側のカーテシ信号(青色)とタイマー回路からのリード線(青色)とを結線し、切断したもう片方のカーテシ信号線(青色)に、フットライト線とタイマー回路からのリード線(青色)の2本(計3本)を結線し半田付けをして自己融着テープ巻で絶縁します。

それから今まで気付かなかったのですが、このカーテシ信号線から分岐していたフットライトは、スモールライト(イルミネーション)がついていない昼間にルームランプと同じようにドアロック時2回点滅していたことになります。でも今回のこの分岐で、これも回避できるようになります。

ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策
ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策試しにロック信号が入ってタイマーが動作するか確認をします。
回路の動作表示が見えないので、ドアを開けたまま確認しますので、ドアスイッチを押しながら、リモコンキーでロックします。(ほかの確認方法として乗車してドアを閉めて行うと純正機能のセキュリティが作動してしまいます。)
ロック時からルームランプが2回点滅し終えるまでの時間をカウントし、DOOR線オフ時間のタイマー動作(カウント)時間を約4秒程度にしました。
このタイマー回路は時間設定を変更できるので、タイマーの説明書に従い抵抗値と本数で決め、その後はボリュームで微調整できます。
まぁ4秒でなくても、5秒とか10秒という多い方の時間でも問題にはならないでしょう。
ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策最後に回路ケースの固定です。車両のヒューズ上にあるコネクタ類のさらに右上方向を見上げた所のボディ面に平らな所があったので、ここに両面ブチルテープでボディに貼り付けました。ヒューズは車両のカバーを外さなくても交換できるように下ろしておきました。ハスラー MR41S ODB2 オートドアロック ルームランプ ドアロック時点滅対策

結果ルームランプを「DOOR」にして家の前を走行して見て問題なくドアロックで点滅しないことが確認出来ました。
これで、夜の恥ずかしい点滅からさようならです。

・タイマー回路キット TM-5552A
・リレー G5V-2 (2回路2接点)omRon  2個(1回路2接点品で可能)
・ヒューズホルダ

工具テスター
・半田こて
自己融着テープ




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