いらなくなったドライブレコーダーを防犯監視カメラに代用
クルマの入れ替えのため、新たに後方も録画できる機種に入替えて不要になってしまったドライブレコーダー。
で、これは前方録画だけなのですが何か使い道がないかと思い付いたのが、車庫とか玄関近辺の監視カメラに使おう・・・。お遊びDIYです。
Wi-Fiネットワークカメラも安く機能的にも良くなって魅力はありますが、覗き見、乗っ取りなどの危険性もあるのでその点、屋内に置けばドラレコは独立で安心です。
このドライブレコーダーとして使用時には役に立たなかった駐車時監視の小さなバッテリが内蔵されていたので、2018年の猛暑時はバッテリーが破裂しないかと心配でしたが、3000円のノーブランドにしては5年程問題なく使えました。
まだ使えるので、次は第2の監視レコとして人生を送ってもらいます。
ここでお知らせがあります。
■その後故障し2代目はこちら。👉2代目ドラレコ代用監視カメラ
■さらにその後、防犯カメラ設置で廃止。防犯カメラ設置はこちら。👉防犯 監視カメラ 配線が外には見えない方法で設置
設置場所は雨のかからない車庫屋根下で。と思ったのですが、屋外仕様でないため常設では屋外の湿度によって問題が起きる可能性があります。
そこで、室内の窓に置くことにします。ただし置いただけでは掃除などで動いて向きが変わってしまうので、アルミ板を曲げLアングルにしてサッシ枠のネジに共締めします。
1.USBアダプタからは?
ドラレコに差し込むDCプラグで電圧を測ると3Vでしたので、市販のUSB出力アダプターの供給電圧5Vはオーバーかと思います。
2.ソーラーバッテリーからは?
バッテリーが12Vであればドラレコのカープラグに直結が可能ですが、充電されたバッテリーが一晩中でも切れない限りはソーラーバッテリーから供給しても良いかと思います。
3.コンセントから
余っているDC12V出力のACアダプタをカープラグに直結するために探しましたがなかったので、ためしに廃棄した電話機のACアダプタの出力が9Vでしたが、カープラグを通してドラレコが動作したのでこれにします。
以上から、今回はカープラグ内にヒューズも付いているので、上記3.のACアダプタで供給します。
カープラグの端子にACアダプタの線を直接半田付けをして、自己融着テープを巻いて絶縁をします。
簡単に取付けするにはL字に2回曲げたアルミ板を使います。
曲げ加工したL字アングルにドライブレコーダーの取付け固定ネジ穴(この機種は6mm)を空け、L字アングルのもう片方にサッシ枠のネジと同じ穴サイズを開けて、サッシ枠のネジと共締めします。(スポンジテープはアングルの滑り回り止め狙い)
アルミ板の曲げ加工
透明の円盤(平ワッシャ)は何かの商品パッケージを丸く切ったもので、クルマで使っていた時のネジの抜け止めに使っていたものです。これは固定してしまえば不要ですので無くても良いです。
画像のドラレコとの固定ネジは、手持ちのネジでは長いものしかなかったのでナットを挟んで短くなるよう調整しています。
ここで確認しておくのは、ドライブレコーダーを向けたい方向に向けたくても窓枠に当たってしまう場合もあるので、ドラレコの向きを振っても窓枠に当たらないようにアングルの長さを考える必要があります。
(下から見上げた様子)
(取付けた様子)
カメラ向きの微調整
サッシに取付けてからは、
・ドライブレコーダー上部にある固定ネジは緩められるので、本体を左右に振って向きの調整は出来ます。
・上下は、L字アルミアングルを手でちょっと曲げれば出来ます。
本来のドラレコ機能、このドラレコは衝撃時の録画機能はあるのですが、設置した家の中では衝撃録画はないので、万が一の異常には早めに気付いて上書きされないうちに録画を止める(電源オフする。)ことが重要になります。
クルマで使用していたSDカードの容量は16GBで録画は4時間半でいっぱいになり上書きされるので、後日新たに32GBを用意しました。これで9時間前まで残ることになります。
夜間はオートライトが点灯するので判別できる映像です。
電気代は、ACアダプタ出力9Vで240mA流れていたので、およそ一か月60円位といったところでしょう。
この電流値ならソーラーバッテリーから電源を供給しても良いですが、夜間にバッテリー容量がなくなって切れてしまうことも想定して今回はやめておきます。
おしらせ
■その後このドラレコは壊れてしまいましたので入れ替えました。👉2代目ドラレコ代用監視カメラ
■さらにその後防犯カメラを設置し廃止。防犯カメラ設置はこちら。👉防犯 監視カメラ 配線が外には見えない方法で設置
・ACアダプタ(DC12V出力が良いが9V出力品でも動作した。)
・アルミ板(曲げ加工アングル用)
・自己融着テープ
・M6ネジ(ドラレコとアングル固定)
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