ドラレコの外付けGPSアンテナを内蔵させた。

以前、ドラレコ取付け時に外付けだったGPSアンテナを改造しました。その内容はリード線がドラレコ本体からの出方と本体と別にアンテナも取付けるのが見た目気に入らないので、GPSアンテナの線をなくした形に改造したのです。改造して本体に差し込んで満足していたものの、実際にクルマに取付けてみると特に前方ドラレコは助手席でかなり目障りでした。まぁ、私が助手席に座ることはないから仕方ないかと思っていたのですが…。
以前行った改造はこちら 👉「BMW X1 F48 20i 後期モデルに前後側面ドライブレコーダーを取付け」
きっかけは、後方ドラレコをスマホで録画データーを見るのにエラーが発生。リセットもフォーマットをしても症状は直らず。すると録画時間が1分少しで終わっていることも判明、本体を外して家でじっくり設定とか見てみようと別のSDカードを入れたらすんなり直りました。
あーよかったと思っていると以前取付に製作したGPSアンテナの補強金具の両面テープの着きが悪いのに気付き、付け直そうとしているとこの金具ではやっぱりカッコ悪いなぁ。と眺めて思い付きました。それはGPSアンテナのUSBプラグの持ち手部分をアンテナケース中に入れて、端子部だけ外に出したらこの補強金具がいらなくなり、出っ張っていたアンテナが本体に密着して見た目もよくなるのでは?と思ったのです。
■前に改造したGPSアンテナをドラレコに差し込んだ様子。やっぱりカッコ悪い…。
カッコ悪いを払しょくするために、さっそく持ち手を削って削ってギリギリまで削って・・・
そしてプラグの外回りをギリギリまで削っては見たものの、USBプラグがまだ厚くてフタが閉まらず、結局GPSアンテナのケースには収まりませんでした…。失敗。
こうなってしまったこのGPSアンテナは元のように戻せません。いらないことしたなぁと後悔・・・。
どうしようかとGPSアンテナを眺めていると、このGPSアンテナのケース、中身に対して大き過ぎない?・・・ひょっとしてケースから出せばドラレコ本体のどこかに入るかもしれない・・・。

そう思いさっそくドラレコ本体を殻割。

すると、買う時に良いと思っていたバッテリー代わりのキャパシタは割と厚みがあって大きい。アンテナ収まるようなスペースはないか~。
でも、一部大きな穴のような空きスペースがあった。

よく観察すると位置的にWi-Fiアンテナ用かと。アンテナの両面テープには剥離紙がついたままで固定されていなかったので、ここにキャパシタがちょうど入ったのでWi-Fiアンテナは付近の隙間にすることにした。

何とか納められそうです。次に大事なGPSアンテナの配線がドラレコ本体に出来るかどうかを調査します。
USBソケットの端子に信号線を半田付するには、両隣の端子に半田が付いてしまうと大変なので、一番左側のマイナス端子を基盤から温めて外し、外側にそっと曲げてすぐ近くの基盤アースにつけました。
このUSBソケットはもう使わないので、半田付する必要はないのですが外れたままにしておくのは気になるので半田付しました。
信号線の端子左にスペースが出来たので、この端子左面に白線を半田付します。(右端子とショートさせないため)
これも先ほどと同じように両面ブチルテープで基盤面に貼り付けておきます。
半田付した線どうしと、マイナス(アース)、元電源などとショートしていないか確認したら、電源を入れGPS受信するかパラボラアンテナマークを確認します。ドラレコ電源は5Vの機種なので、家の中ではミニUSBプラグのケーブルがあれば、スマホ充電器で電源は供給できます。(ミニUSBも減りましたね。)
無事確認できたら、半田付したUSBソケットの端子部にボンドで固めておきます。(走行振動で、もし外れて他とショートしないための対策です。)ここでグルーガンを使わないのは、万が一外れて修復するときに大変そうだからです。

GPSアンテナの両面テープも強力なノリが残っていますが、ドラレコの取付け向きから行くと、上面(落ちる側)なのでアンテナ側面にボンドを塗布しておきました。
クルマに取付けた様子(左:GSP外付け・右:内蔵後)
(前方ドラレコ)


やっぱり常に視界に入る部分なので、余計なものがないのは良いですね。
以前改造のGPSアンテナ補強金具の効果はあったのですが、両面ブチルテープ貼り付け面積が小さく、このテープにはスポンジのような厚みがあったので、多少触れるとねじれ方向には動くのでこれもまずかった原因ですね。

・精密プラスドライバー
・ニッパ
・はんだこて
・ピンセット
・ボンド など
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