今どきのクルマになった!?BMW E46 ツーリングの小物入れにUSBが使えるオーディオデッキを装着

スピーカを交換してから、やっぱりヘッドを替えればさらに効果が増すのではと気になりだして、なんとなくネット検索していたら、あるデッキに目が留まった。ハードディスクとか、CDなどの機構がないため奥行きがものすごく短い。再生はBluetooth接続で出来きて、ウォークマンなどを再生できることも魅力。今の純正デッキは、CDのみで何も接続できず不便。
ただ入替には個人的感覚で見た目の難あり。これで今まで踏み込めなかった理由。純正のデッキの表パネルのサイズは市販品と互換がないため取付け枠が必要になり、これを使ったとしても、市販デッキとのマッチングというか仕上がり感に純正の雰囲気がなくイマイチ・・・。
ならば、エアコン下の小物入れには入るのではと、小物入れを抜き取って計測したら、高さと奥行きはピッタリ入る!幅は2cm程度空いてしまうが、アクリル板とかでフタすることは難しくない。
配線作業は上位置になる純正コネクタへ付属のハーネスをここまで伸ばすだけで作業は難しくなさそう。
■ MVH-790 パイオニア(カロッツェリア)の取付けで検討した点。
・FMを聞きたいので、ラジオアンテナケーブルのプラグ形状を欧州から変換する変換アダプタと延長ケーブルも必要。
・純正のアンテナブースタへの信号線の仕様も、ラジオONで+12V仕様が、このデッキと合うので問題はなさそう。
・USBメモリーを使うには裏面しかUSB端子がなく、付属でUSB延長ケーブルが付いているのですが、裏面で差し込んだ時の出っ張りが、小物入れ場所の奥行き不足で使えません。別途、コネクタがL型を買う必要があります。全長は短いケーブルを選び、デッキ側面に付ければ前面でUSBメモリの抜き差しが出来ます。
・必ず譲れない見た目の仕様で、クルマのイルミネーションは操作スイッチ系オーディオともにオレンジ色で合わせたい。これについては、このデッキのイルミネーション色は固定色と任意色(R,G,B各数値変更で微調可)に変更することができるのでクリア。
(安全のため、バッテリープラス端子を外して作業します。)
①インテリアパネルを外し、純正デッキ固定ネジを外す。②デッキを引き出して、アンテナ線、配線コネクタを抜く。
③テスターで、スピーカ線(前後、左右)を探る。テスターでプラスとマイナス線(コネクタ部)であたれば、スピーカからガリッ音がでるのでこれで確認する。当車の線色端子配線図を載せておきます。
④スピーカ線計、8本あるので、これを切断して延長するか、分岐する方法を選ぶ。
⑤電源(ACC 紫白)とアンテナ信号線(白色)、マイナス(太い径の茶色)についても切断するか、分岐する方法を選ぶ。
(茶色でも細い径の線があり、これはスピーカ(右後-)線があるので混同に注意です。)⑥付属ハーネス(ケーブル)線を束ねて、デッキ裏の空間から、設置場所のエアコン下部の小物入れまで通す。エアコンユニット裏(設置小物入れ上部)は穴が開いているのでここに通します。難しい場合は、ビニールテープを巻いた針金を導きとして通してみるのが良いかもしれません。)
⑦付属コネクタ付ケーブルが通せたら、説明書接続図の通り接続する。
⑧動作確認をする。スピーカが鳴る位置の確認は説明書を見てデッキの設定で、前後、左右のバランス設定があるので、ラジオでも再生しながらスピーカー位置が間違いないか確認する。
⑨別購入したL型USBケーブルを差し込み、もう片方のUSB差し込み口を(当方はデッキ側面)両面ブチルテープで貼りつけた。(下画像)⑩本体側面下部に、アルミLアングルに両面ブチルテープを貼って車体側底部と固定します。(上画像は右側、下画像は、左側)
⑪最後に、デッキの周りの隙間にカバーを製作します。当方は、黒色のアクリル板をカット、USB差し込み穴も忘れず開けます。内装と合わせるために黒艶消しスプレー塗装仕上げとした。
⑫デッキの上面と側面に、化粧板が奥にいかない様、固めで厚みのあるスポンジテープ(黄色部分)を車両側に貼った。
・MVH-790 パイオニア(カロッツェリア) 11,350円
・USB2.0 L型ケーブル A 20cm 578円
・アンテナ線変換 変換プラグ NPC-196 (ISO→JASO) 765円
・アンテナ線延長 NPC-135-L L型 630円
・エレクトロタップ(線分岐用)
・インシュロック
・両面ブチルテープ
・収縮チューブ 3φ
・アクリルボード(デッキ隙間化粧板作成用)
・塗装スプレー(黒艶消し、化粧板塗装)
・半田こて
・ニッパ
・テスター
・ドライバー
・トルクスドライバー
・カッター
・アクリルカッター
・純正イルミネーション色との色合わせに時間がかかりました。というのは、昼間と夜とでは見え方が少し異なって見えるからです。
・USBも使えて、MIXTRAX再生とか、スペアアナ表示など小さいデッキなのに多機能。AUX/iPhoneモード(アイズフリー対応)もあります。。
・このダイヤル操作には、ちょうど手をATシフトに手を乗せたままで、良く使う音量と局送り、戻り操作が出来ます。
・今回は、デッキの入替動機がBluetoothでウォークマンを再生したかったのですが、使い始めてからは、USBが使いやすくてこればっかりになっています。
でも、考えていなかったことがあって、スマートフォンをBluetoothで接続すると、ハンズフリー通話ができて電話番号を記憶してくれます。
これは、今度かけるときにスマートフォンでなくてもこのデッキから番号を選んで通話が出来ますが、車内のスピーカから会話が流れるので同乗者にまる聞こえです・・・。
●MVH-790 パイオニア(カロッツェリア) の便利な機能(メーカ説明文より抜粋)
iPhoneでのSiriを使った「Eyes Free(アイズフリー)」機能に対応
Android でのMTP(Media Transfer Protocol)接続に対応
USB再生で、一度エンジンを切っても再始動したときに続きから再生が始まる。スマートフォンの場合は、同じスマホが車にある場合。
再生対応フォーマットは、MP3、WMA、WAV
アンプは50W×4ch
USBポートとステレオミニのAUXは背面
アンプへの外部出力RCA端子、サブウーファへの出力可能
前面パネルは、盗難防止のために外せて持ち出せる。
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