新型ミライース LA350S にも汎用キーレス連動ドアミラー格納装置が使えた

実家が、2017年式ミライース(LA350S)を購入した。
昔から、実家の親は降りるときにドアミラーを畳むように(クセ?)している。
出来れば畳んでくれる機能が欲しかったようだが、頑張って上から2つ目のグレードにしても、ドアミラー折畳みがキーレスと連動する設定はなかった。ただ、もうひとつ上のグレードにするまでもなく、他の仕様は満足したことでキーレス連動はあきらめたようだ。
とうことで、楽にしてあげるためにキーレス連動ドアミラー格納できる回路を付けてあげました。
納車後、実際使って見てみると、キーを抜く前に折り畳みスイッチを操作して畳む必要がある。また、キーを抜いてから畳み忘れに気付いても、キー抜きでは畳めない面倒な仕様・・–;。
昔はこのような回路を自作したことがあったが、今は手軽な値段でキットが売られているのでこれを利用することにした。
この前モデルのLS-300用のキットにはタイプ(種類)があって、購入前に確認する必要がある。
1.ドアロックで連動させるか?キーACC位置(電源切)で格納させたいのか?
2.ドアミラースイッチが、押した時戻るか、戻らないタイプか?
3.キー抜いても畳めるか?
このクルマは、押して戻るタイプであることを確認。動作させたいキーレス連動といことから、A typeという事になった。
このA typeは配線接続を変えることで、展開のみACC電源ONでミラー展開ということもできるが、今回は、展開もキーレス連動(ロック解除)とした。
買う前からネット検索もしたが、このクルマはまだ販売直後であってデーターシート(結線図)がない。
そこで、現在入手できる前モデルのLA-300用のキットの取付説明書はダウンロードできるので、テスターで必要線をひとつひとつ確認すれば見つかるだろうと。
下画像は、同梱のAタイプ配線図
この説明書によると、ドア内貼りを剥がしてスイッチ部で配線するようになっていたが、ドアスイッチの配線は室内に来ているので、面倒なドア内貼りはがしを避け室内側ですべて結線することにした。
以前、自作したときのスズキ車も室内で結線した。ドアへの配線もあったので避けたかった。
まず、ダウンロードした前モデルの取付説明書に記載されているコネクタ場所と似たようなものが見えたので、ボンネット開ノブ穴のある小さなカバーを外します。プラ製のピンは、ピンの中央部を押して抜き取ります。カバーを引き抜きます。
確認すると、前モデルの取付説明書に記載されているコネクタ場所も、形と色も同じであった。
実際に、ドアロック、折り畳み動作をさせながらテスターで測りながら探ると、配線色とピン場所は多少異なったが、ドアモーターと格納スイッチに必要な配線は下画像にある2つのコネクタですべて見つかった。
そして、常時+電源、ACC電源もこのコネクタで見つかったので、ドアの分解することなく終えることができた。配線は図のように記録しています。
ユニット貼付け位置
キーレス連動ドアミラー格納装置 A Type 2,120円(楽天)色々出回っている商品は、仕様も外観もどこも似たような感じ。
・両面ブチルテープ(キットケース固定)
・自己融着テープ
・インシュロック
・テスター
・半田こて
・ニッパ
・ワニ口クリップ付テスト線(仮接続動作確認用)
これで降りる前にいちいちミラー折り畳みスイッチを操作することなく、また、ドアロック出来た事が目視ですぐわかることになって当人は喜んでおりました。
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はじめまして。こちらの記事のおかげで親のプレオプラスの手動ミラーを電動格納ミラーへの付け替えと同時に行えました。左の足元の内側パネルがクリップ外し無しで外せたのに感心して右もそうだろうと思い込んで手で外したらピョンと何かが弾けてしまいましたが^^;(発見した頭の部分の各部を測定して、トヨタ系の90467-07076と推量)
配線の結線は、ハーネスを車体に組み込む前だったのもあり、ナイフで被覆を少し削いだりしながら芯線を出して巻き付けて捩って半田付けで固めて自己融着テープを巻いて処理、でした。
ユニットのリード線はそのままでは長いので半分に。
当初はコンタクトを外して~、って30分くらい悪戦苦闘してギブアップでした。