プラズマクラスター 空気清浄機の分解掃除 シャープ KC-B50

毎年窓を開けない冬から春にかけて使っていたのですが、これだけの吸引量があると内部のホコリってどうなっているのだろうかと気になり、分解できるところまで分解して掃除してみました。
分解する前に説明書に外し方が記載してあるフィルター、水タンクなどを外しておきます。
まずは、外観で見えるネジを探して外してみますが、こういった家電製品って、どこかにあるんですよね。「ツメ」ではまっているのが・・・。外しにくいし割れそうで・・・。面倒です。

①本体を裏向けて6本、それらしい固定ネジを外しました。

あっさり外れました。(埃だらけ・・・)

②次は、もうひとつカバーがある様子。以降これを中カバーと呼びます。
しかし、よく見てみるとキャスターのついた底板を先に外さないとだめのようです。
この底板のネジ5本を外します。


③中カバーを外します。
その前に、上部にあるホコリ?センサーの付き方を記録しておきます。

両端に各3ネジが見えるので外してみます。




このコネクタをよく見ると同じ形状はないので基盤どうし繋がっている青色線は残して、全部抜きました。
⑤基盤を外して行きます。まずは、画像では下の基盤の上にある表示基盤。
でも結局、先ほど外さなかった青色線コネクタを外します。

両側の灰色樹脂部の小ネジ2本を外します。


⑥続いて、その下のスイッチのある操作基盤も小ネジ3本を外すと外れました。

⑦網目の吹出しルーバーを外します。両側のネジ2本を外しすぐ外れました。



⑧前面パネルを外します。ここで天敵の「ツメ」が出現。マイナスドライバーで3か所をこじて外します。ツメはめ合いは頑固なのが多いのですが、意外と楽に外れました。

⑨透明の吹出し口もネジ2本で外します。


⑩本体の分解に入ります。
ファンカバーのネジ5本を外します。

しかし、分離しようとしてもモーターの線がつながっているので、その先の電源ボックス内部の基盤のコネクタを外さなければなりません。
⑪電源ボックスの固定ネジ3本を外して取り外します。各配線の行先です。
カバーを開けてコネクタ3本を抜きます。形状が異なるので間違いはないと思います。
⑫ファンカバー(モーター付)が外れました。
⑬裏面の配線ルートを記録しておきます。
⑭細かな基盤の取付き位置を記録して外します。
裏面底の角と、底面にもあります。
上部の匂い、ホコリ?センサーの配線の通し方を記録します。
⑮加湿フィルターを回転させるモーター(ギア付)をネジ3本を外し、モーター(ギア付)を取り外します。
⑯ファンの分解に入ります。
モーターの取付き向きを記録してから、モーター固定のネジ4本を外し固定板を外します。モータを分離

⑰裏返して、シロッコファンをモーター軸の六角ナットを外すと軽く引き抜くことが出来ました。

⑱洗えるものは洗剤で洗浄します。
電気関係は、ホコリを吸い上げ、アルコールで拭きます。
ここまで分解するつもりはなかったのですが、ホコリを見ると気になって全分解しました。

②上部裏面に取り付くホコリセンサー?を記録した画像の通りに配線を通して取り付けます。

③底面の小さい基盤と通し方も同じく記録した画像の通り取り付けます。

④裏面底の角の基盤も記録した画像の通り取り付けます。

⑤加湿フィルター回転モーター(ギア付)を取付けます。


⑦電源基盤を取付け、各配線コネクタを挿し込みます。(ファンモーター、表示基盤、加湿モーター線)

⑧電源基盤のカバーをして、本体に取付けます。

⑨ルーバーを組み立てます。モーターのない側の軸の灰色部品の取付き方は画像のような向きになりますが、

もう一度外してまた、組み直して前の画像と比較すると逆でも取付けができました。ひょっとして向き間違ってた!?

⑪上面パネルに透明の吹出し口を取付けます。

⑫続いて先ほど組み立てたルーバーを取付けます。

⑬前面パネルの爪を上面パネル穴に引っ掛ける感じで取付けてから、操作基盤を取付けます。

⑭表示基盤を取付けます。青色配線を操作基盤と表示基盤のコネクタに接続します。

⑮表示基盤のコネクタに各コネクタを差し込みます。この状態では、赤白色のイオン発生器の配線だけ短いので後で接続します。

⑯中カバーを取付けます。両側の各3本の固定ネジで取付けます。


⑰もういちど上部にある、汚れ、匂いセンサー?が外れていないか確認してから、前面パネルと本体を近づけるように合わせます。

この状態で先ほど後にすると言ったイオン発生器の赤白色配線のコネクタをイオン発生器に差し込みます。

⑱合わせてから本体を裏返して、前面パネルを固定します。

取付く位置が分かりました。

⑲底板(キャスター部)を取付けます。

この時電源コードを底板にあるガイド(突起)間に入れないと底板が浮いて閉まらないのでよく確認します。


ネジ5本で取付けます。



キャスターは今回外したままにします。
理由はこのキャスターは横移動しかできないのです。他の向きに替えるには持ち上げないといけないので、掃除などの移動も不便なのです。
そこでキャスターは使わず底面にクッションを貼って、移動するときは滑らせるようにしました。


これで前後、斜めにも持ち上げずに移動が出来ます。

・スポンジクッション(底部移動)
・ブチル両面テープ

・プラスドライバー
・マイナスドライバー(はめあい部ツメ外し用)
・掃除ブラシ
・掃除機
・ソニー ブルーレイレコーダーBDZ-X90の分解クリーニングと部品交換
・プラズマクラスター 空気清浄機の分解掃除 シャープ KC-B50(当記事)
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