プラズマクラスター 空気清浄機の分解掃除と代替えフィルター シャープ FU-B51
前回KC-B50を分解掃除したのに続いて、今回はFU-B51の分解掃除をしてみます。
この機種は加湿機能がないタイプなので部品点数は少なさそうです。
冬から春のみ使用とはいえ、吹出し口から内部を覗くとありますね。汚れかホコリ…。
内部はどうかと、フィルターを外して吸気部を覗いたところ、内部にはあまりホコリはない様子ですが、内部はどのような状態なのか分解してみます。
👉主な目次
・分解
・組立
・フィルター(他機種を改造)
①表パネルを本体から外します。
裏面のそれらしきネジ10本を外します。
②表パネルが外れました。
このとき引っ張られて電源コードが小さいカバーと共に外れましたが、組み立ての所で記載します。
そういえば、この黒い貼りもの・・・。
だいぶ前に、風量が小さい時にビビリ音が気になって貼ったのです。
本体が非常に軽い機種でよかったのですが、それゆえ本体ケースが振動しやすかったようです。
貼ったのはこのような防振マットです。
重みがあるので重さで震えを押さえるようなものだと思います。
貼ってから振動はおおむね止まっていましたので、貼ったことはすっかり忘れていました。
おおむねというのは床の置き位置によっては発生していたので。しかし、今回の分解で変化が・・・最後の感想で書いております。
分解作業を続けますが、思ったより内部全体にホコリがないです。
始めたことなので分解を続け掃除をします。
③操作基盤を外します。
ネジ3本を外しますが、ここだけ小ネジです。
一緒に基盤取付けベースもそのまま外します。
④ホコリセンサーと呼ぶのか?ですが、もうひとつイオン発生器の取付き方を記録しておきます。
・ホコリセンサー
・イオン発生器
⑤ホコリセンサーを外します。
センサーカバーがついていますので先に引き抜き、その後センサーも引き抜きます。
続いて先ほどの④で取付き方を記録したイオン発生器も外します。引き抜くだけで外れます。
⑥電源基盤ボックスを外します。
先にホコリセンサー、操作基盤の線が本体のガイド(丸棒)に、イオン発生器の配線は切欠けに押し込まれているので配線を引出します。
電源基盤ボックスはネジなどで止まっておらず、はまっている溝から抜き取るだけです。
⑦電源基盤ボックスのフタを開けます。
こちらもネジなどはなく簡単に開きます。
⑧電源基盤のモーターのコネクタのみ外します。他のコネクタを抜く必要ないです。他の線は基盤とつながったままで大丈夫です。
⑨ファンを外します。
ナットを外すだけです。
ファンを外すとモーター軸に大きな平ワッシャーがはまっているので覚えておき、なくさないようにします。
ファンが外れました。
ファンは思っていたほど汚れていませんでした。
⑩モーター線の押さえカバーを上方向にスライドさせて抜き取ります。外れました。
⑪モーターを外します。
固定板の固定ネジ4本を外します。
固定板が外れました。モータも分離できました。
⑫洗える物は洗浄します。
イオン発生器の針は、マイナスドライバーで擦って汚れを落としました。
組み立ては逆の手順になるはずですが、分解時とは前後しているかもしれません・・・。
①本体ケースにモーターを乗せ固定板を固定します。
②モーター線を溝に押し込んで、押さえカバーを下方向にスライドさせてはめます。
③モーター軸に大きな平ワッシャーをはめてから、ファンを軸に挿します。
ナットで固定します。
④電源基盤にモーターコネクタを挿します。他のコネクタも抜いていれば全て差し込みます。
⑤電源基盤ボックスのフタを閉じます。
⑥電源基盤ボックスを本体の溝に差込み固定します。
画像は右側の様子で、左側は次の手順⑦の画像参照ください。
⑦電源基盤ボックスの左側には、操作基盤、センサー線を本体ガイドの丸棒に、右側には、イオン発生器の配線を本体の切欠けに差し込みます。
⑧ホコリ、匂いセンサーを差込んで取付けます。
センサーカバーをかぶせるように差込みます。
⑨イオン発生器を本体の溝にスライドさせ差込みます。
⑩電源コードを本体に取付けます。電源コード根元を本体側の切欠けに差込みます。そして、細長いスライド式のカバー画像の上部からスライドさせてはめます。
⑪吹出し口を本体の切欠け部に乗せます。
⑫操作基盤を取付けベースに小ネジ3本で取付けます。
⑬表パネルに先ほどの操作基盤付ベースを置きます。
⑭表パネルに基盤を取付けた基盤ベースを置いたまま、操作基盤の黄色配線が届くよう表パネルを本体方向に傾け、操作基盤の黄色配線を本体ガイドに収めます。
⑮表パネルと本体を合わせます。
ちょっとやりにくい作業です。
操作基盤ベースを指で押さえたまま(表パネル内部に指は入れた状態)表パネルを裏返し(表パネルが表向きになる。)、一気に表パネルを斜めに吹出し口に差し込み、そのまま底部側を下ろし本体に被せます。
このままではまだ隙間がありますが、吹出し口の辺りをごそごそ揺らすと上手く収まりました。
逆に、本体側に吹出し口と操作基盤ベースを置いて表パネルをはめようとしましたが、吹出し口の所で上手くはまりませんでした。
他の楽な方法があればご了承ください。
灰色の消臭(脱臭)フィルターも今まで何度も洗っていたことでが、なんかヨレヨレになって強度が弱っているし…。
せっかく本体がきれいになったので交換することにしました。
しかし、この機種は古いせいかフィルターがなかなか見当たらなく、互換品でも5500円するので、別の機種のフィルターを使うことにしました。
サイズ調整できるようにちょっと小さめを探します。小さいのを探す訳は、その分の隙間はスポンジテープ等で埋めまるからです。
調べていくと、家にあるKC-B50のフィルターが少しだけ小さくて、試着したらわずかな隙間だったので調整すれば使えることがわかりました。(もう1台で試すことに気づかなかった・・・。)
こちらも互換品ですが、集塵と消臭の(脱臭)の2枚で3000円・・・。
このKC-B50の消臭(脱臭)フィルターの構造が今回のこの機種と異なりますが、後に発売された機種の方が改善されて性能が向上していると思うので、効果が上がると思われます・・・。
カメラで撮ると差が良く映りませんが、
集塵フィルターの差は6mm位でしょうか、幅は3mm程度小さいです。
テープを貼るにあたっては、四隅とか一部だけでも本体に合うようになります。しかしこれでは空いている部分が出来てしまいフィルターをパスする風の通路が出来てしまうのでしっかり塞ぐためフィルターの1辺の全面に貼ります。
それでは、フィルター幅の不足分5mmを増すために下部と側面に3mm厚みの吸水テープを貼ります。(画像では短い面の1本だけ映っていますが、実際には2面に貼ります。)
側面片側と高さは上部と、底面に貼りました。
集塵フィルターにも貼ります。
貼る位置は裏面フィルター(カバー)の凸部にこのスポンジが当たる位置に貼りました。
裏面フィルター(カバー)を閉じれば終了です。
・内部は思っていたよりきれいでした。開けて見ないと判らないのですが、フィルターを交換してまた頑張ってもらいます。
・不思議が一件。ビビリ音がして以前に制振(防振)シートを貼っても床の置き位置によっては発生することがあったのですが、今回の分解組み立て後は一切発生しなくなりました。どこか締め付けが甘かったのでしょうか・・・。購入時点でも、シートを貼っての自分の組み立てでも、どこか締め付けが甘かったのでしょうか・・・。良いことなのですが、一体どうしたことか・・・。
・それと、前回分解掃除した機種もそうでしたが、イオン発生器の針を掃除したらチリチリ音が大きくなりました。たぶん発生量が良化したのでしょう・・・。
・交換した別機種の脱臭フィルターが異なるタイプになりましたが、臭いも取れているので大丈夫です。
・ドライバー
・掃除に使うブラシ
・ソニー ブルーレイレコーダー BDZ-AX1000の分解クリーニング
・ソニー ブルーレイレコーダーBDZ-X90の分解クリーニングと部品交換
・プラズマクラスター 空気清浄機の分解掃除と代替えフィルター シャープ FU-B51(当記事)
コメントをどうぞ