要らなくなったリビング扇風機を壁掛けに改造。

リビング扇風機を壁掛けに改造

 10年以上使った直流モーターの扇風機をDCモーターの扇風機に置き換えてきました。そして最後の残り2台は6年程の使用ですが、リズムや入タイマーなどの機能も欲しいし節電もかねて、思い切ってDCモーター扇風機に入れ替えました。しかしあまり使っていなくて、もったいないのでまだきれいな方を壁掛けに改造しました。思っていたより、時間も掛からずに良いものが出来たので記録しておきます。

・洗面なので上下角度調整は不要とした。(この構造にするのは難しいこともある。)
・本体を引掛け式で、直ぐ外せる構造にする。
・電気系はそのままの仕様。

①扇風機丸いスタンドが本体と分離できる(片付け時に分離する部分)タイプでこれは不要なので廃棄します。
そして、本体の操作スイッチのある裏側の
蓋を外して一旦、モーター線を基盤上のコネクタで外します。

②柱を伸縮させる内部の板バネを抜き取るため、柱は最後まで伸ばしておきます。(次項③での事故防止の為。)

③柱内部の上昇下降するための板バネを抜き取るため、押さえているプラ製部品のネジを外して板バネを抜きとります。(今回は、バネ暴れは無く大丈夫でしたが、機種よって異なると思いますので、バネが暴れて怪我しない様注意します。

④上部(羽根部)が柱と共に抜けます。上部(羽根部)上下する機構部のボルトを外し柱を外します。

⑤台の方の出来るだけ根元で、傾けたい角度にのこぎりで斜めに切断します。

リビング扇風機を壁掛けに改造

⑥上部(羽根部)の上下角度で使っていた、ボルト穴と、台の斜めカット部に収まるよう、使用する場所で角度を確認しながら、何度も合わせながらヤスリ等で調整します。

⑦収まったら、ボルト穴に合うように柱に貫通穴を開けます。リビング扇風機を壁掛けに改造⑧上下角度のナットに届く長いボルトを差し込んで、ネジ部にロックタイト(ナット緩み止め剤)塗布して、ナットで止めれば本体は完成です。

⑨ ①で外したモーターコネクタを差し戻します。リビング扇風機を壁掛けに改造

⑩扇風機に、アルミ材のコの字端材(扇風機側引っ掛け)を、今回は、ねじ3mmでナットは裏で取付けました。

リビング扇風機を壁掛けに改造

⑪引っ掛け金具をアルミ板で製作します。アルミ板端材(厚み1mm)を画像の程度に曲げて、扇風機側のコの字材に引っ掛かるよう曲げ角度を調整します。

リビング扇風機を壁掛けに改造

⑫製作した⑩の引っ掛け金具壁に止める穴を2箇所空けます。これを壁に木ネジで止めます。

⑬最後にコンセントに差し込み、配線モールで見栄えをよくします。(壁の固定には、ブチル両面テープで最小限度に留めます。)

以下、完成画像です。
リビング扇風機を壁掛けに改造リビング扇風機を壁掛けに改造感想首振りも、リモコンも使えるので狭い脱衣所では十分です。
リモコンで変えることのできる風量は、電源を入れた時は1(最小)になるのですが、リビング扇の部屋用の羽根サイズですから変更することなく十分です。
引掛け式で、直ぐ外せるので降して掃除が出来ます。

・アルミ板端材(厚み1mm)(壁側 引掛けフック)
・アルミ材のコの字端材(扇風機側引掛け)
・ボルト M6 ネジ部長25mmと、35mm 各1 (ナット位置が中央でないため)
・ネジ 3mm ナット 2組(引掛けフック固定用)
木ネジ 2本(壁側 引掛けフック取付)
・配線モール(電源線壁固定)
ロックタイト(ナット緩み止め剤)
ブチル両面テープ(配線モール固定)

・電動ドリル
・糸のこぎり(刃プラ用に交換)
・ヤスリ
・カッター
・ドライバー

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