Xperia Z1 SO-01F SOL23 にワイヤレス qi充電を端末に内蔵、外観そのまま置くだけ充電にした

このXperiaZ1からマグネット充電端子が付いて充電にmicroUSBから解放されたが、このマグネット、意外と外れやすくいまいち・・・。
今回で2回目となるワイヤレス化の改造をします。
初めに、Z1端末の薄型化に伴ってレシーバを新たに使えそうな大きさと形状、そして厚みが薄く、出力も充電量もZより増やしたい。という多くの条件で出力 1000mA、厚みは1mmを購入した。
改造手順は、Zで紹介している手順方法と同じですが、新たな機能のマグネット端子を利用して充電することができました。
※2種ある充電経路の、USBまたは、マグネット端子のどちらでもよいと思いますが、ワイヤレスレシーバーをマグネット端子とでテスト充電したところ、急速充電の表示が出たのでこちらの経路にレシーバーを接続しました。
①ワイヤレスレシーバのmicroUSB端子付き配線を半田部で取外します。
②ワイヤレスレシーバのプラスとマイナスの極性を調べます。ワイヤレス充電器にこのレシーバーを置いて、プラスとマイナス側をテスターで調べます。(以降、テストには、ワニ口付リード線(自作)が便利です。画像2枚目で使用。)
③ワイヤレスレシーバのプラスとマイナス部にそれぞれ、できるだけ細いリード線を半田付けします。(画像はテスト用で太い線を使用です。)
④端末(Xperia Z1)にマグネット端子に充電ケーブルを取付け、これとテスト用のUSBケーブル(一例)とを接続します。
⑤テスト用USBケーブルと先ほど半田付けしたワイヤレスレシーバのリード線とを極性を間違えないよう接続します。
⑥マグネット端子で充電するかどうかを、ワイヤレス充電パットに置いて確認します。
ちなみにワイヤレスレシーバとmicroUSB端子でも充電できています。
⑦マグネット充電ケーブル端子の極性を調べます。確認したら端末上側がプラス、下側がマイナスでした。
②端末のプラス側充電取り出し点探しは、テスト用USBケーブルの赤(プラス側)にテスタ棒をあて、もう片方のテスタ棒で端末のマグネット充電端子部の上位置で導通(表示0Ω)となるポイントを見つけます。ワニ口付リード線(自作)が便利です。
③マイナス側は基盤上の金属製シールドカバーと導通があったので、楽な方法でこのシールドに半田付けとします。
見つけたプラスとマイナスポイント部に、できるだけ細いリードを半田付けします。(裏面カバーとの隙間を減らすためです。)
④ワイヤレスレシーバに半田付けしたリード線を、先ほどの「充電確認テスト④」で半田付けしたリード線を半田付けます。
⑤後の収まりの事を考慮して出来るだけ配線は短く、半田の厚みが厚くならない様にします。
⑥裏面カバーを仮にはさんでワイヤレスパッドに置いて充電することを確認します。
しばらく充電して問題なければ正式に組み込みます。
①ワイヤレスレシーバ回路部はワイヤレスレシーバーの元の保護シールなどで、端末回路とショートしない様にしっかり絶縁します。
②ワイヤレスレシーバ回路部の一部に厚みのある部品があるので、端末基盤上の部品のない(高さが低い)所に厚みのある部品がはまるような位置を探ります。ちょうど良い位置がありました。
③配線をテープでずれないよう固定します。(裏面パネルが浮かないようにするためです。)
④裏面パネルを閉めます。ワイヤレスレシーバーの厚みがあるため裏面パネルを少し浮かさなければ閉められません。
厚みのあるブチル両面テープで浮かし貼付けることにしました。
・ワイヤレスレシーバー DC5V 1000mA 599円 (Amazon)
・出来るだけ細い電線(裏面カバーとの隙間を減らすためです。)
・絶縁テープ
・ブチル両面テープ
・テスター
・ワニ口付リード線(動作テスト用)
・半田こて
・ニッパ
・カッター
・カッターマット(両面テープを細長く切断)
・ドライヤー、吸盤(裏面カバー開けるため)
・アルコール(裏面フタの両面テープはがし)
など。
■ワイヤレスqi充電シリーズ_
・ワイヤレス充電スタンド ファン自動化
ワイヤレス充電(qi)スタンドの冷却ファン動作を温度感知式にした。
・置くだけ充電4
完全ワイヤレスイヤフォンの充電ケースを置くだけ(ワイヤレス)充電に改造。
・置くだけ充電3
Xperia Z2 にワイヤレス qi充電を端末に内蔵、外観そのまま置くだけ充電にした。
・置くだけ充電2(当記事)
Xperia Z1にワイヤレス qi充電を端末に内蔵、外観そのまま置くだけ充電にした。
コメント失礼します。
端末のマイナス側の充電取り出し点探しは、テスト用USBケーブルのマイナス側に当て探すのでしょうか。