100均のケースで作るオーディオ雑誌 DigiFi No.15,16付録基盤のケース

DigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーター

 場所を取っていた昔のコンポーネントステレオと呼ばれていたステレオ。でも気に入ったレコードプレーヤーだけは当家に眠っています。DDドライブでフロントローティング、選曲メモリー機能がある。こんな状況で2014年の夏、何かの記事で見つけたオーディオ雑誌 DigiFi(デジファイ)という本の付録に目が止まりました。
No.15の特別付録は、96kHz/24ビットまでのデジタル音声信号に対応するD/Dコンバーター。
No.16の特別付録は、ハイレゾ(96/24)に対応したD/Aコンバーター。ハイレゾ対応のヘッドフォン端子とアナログ出力を装備。


今持っているハイレゾウォークマン(NW-F880シリーズ)でハイレゾをスピーカから鳴らすことが出来ると思ったわけです。
しかも、アナログ再生機器からデジタルでハイレゾ録音も出来て、これをハイレゾウォークマンに入れて再生・・・。魅力です。あまり外出で使うこともなかったウォークマンの活用も増えます。
本屋でNo.15を取り寄せ、No.16は発刊してから。情報としてその後の発刊号の付録はアンプとの事でしたが、家には鎌ベイのデジタルアンプ(鎌ベイ SDAR-2100 安物ですが。)で部品交換をして気に入っているのでアンプはほしいと思いませんでした。DigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーター

年が明け、長らく待ってようやくNo.16(付録:D/Aコンバーター)が、11月25日発売。
二つ揃って連結。う~んやはり、ケースがいるなぁ。連結部の強度不安とホコリや静電気・・・など大敵。
ケース製作するには、基盤には表にボリュームに端子、裏も端子があってちょっと面倒だなと、しかもちょうど良い大きさがあるのかと。
大きさを計って最初に行った100均でなんと、幅も奥行きもピッタリのサイズが。しかも余計な装飾がなくきれいにクリア。中が見えてカッコよくなりそうだ。
手に取って見ながら思案。このケースを裏返しケース底を上にして・・底はアクリル板を切って底フタとし、基盤をこれに固定乗せてからフタをすれば使えると信じた。こんなピッタリなケースはないので購入。

加工前にもう一度思案。
見た目を気にする私は、常時つないでおくことになる表面のアナログ出力端子と、USB入力端子を裏面に増設。これらを常に表端子に差したままにしたくないので・・・。
そして、表の録音時にパソコンと接続するUSB出力端子は、録音時だけ接続なので増設はしませんでした。

(共立エレ)
・USB端子Aタイプ 基板L型2段 270円 (1段でも良い。)
・RCAパネルジャック 金メッキ  赤、黒 各色1個 230円
・ボリュームツマミ φ20mm(ローレット)  154円
・TC型アルミカバー付ビス止めゴム足 ゴールド 1個 103円×2個
・ゴム足 直径φ19mm 2個 (10個入140円)
・クリアケース 100円(100円ショップ)

・オーディオ信号線 RCAピンケーブル切断品 (RCA端子追加による配線に使用:下記作業③)
・信号線 USBケーブル(シールドケーブルタイプ)切断品 (USB端子追加による配線に使用:下記作業③)
・透明アクリル板 2mm厚
・アルミLアングル 端材
ブチル両面テープ
・固定用ネジ、ナット、ワッシャー、座金類 3mm径

・ドリル
リーマ(穴サイズ拡大)
アクリルカッター
・カッター
・半田コテ
・平ヤスリ(カバー切欠け面仕上げ用)
・ドライバなど


①底板  (画像では出来上がっていますが。)
アクリル板をケース開口部外側サイズにカット
・基盤固定スペーサー(足)とゴム足それと増設RCA端子固定の穴あけ

DigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーターDigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーター
②ケース加工
・USB、RCA端子、ボリュームの各穴を小さめに空けて、リーマで少しずつ現物と合わせながら広げていく。
・裏面各端子の位置を切欠け
・透明ケースですので、表面は特に傷をつける、穴位置がずれる事がないよう慎重に丁寧に行います。

③端子追加と配線
先ほども書いたのですが、見た目を気にする私は、常時つないでおく表面のアナログ出力端子とUSB入力端子を裏面に増設しますが、表の録音時にパソコンと接続するUSB出力端子は、録音時だけ接続なので増設はしませんでした。
下図のように端子増設と配線をします。DigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーター ・RCA端子増設
アルミLアングル端材にピンプラグの穴と、底板(フタ)への固定用の穴各2箇所を開けて、RCAジャックを取付ける。
このアルミLアングル面をDigiFi基板にM3ネジ+ナット止め。
手持ちの不要なRCAピンプラグコードのケーブルで前面のRCA入力端子にはんだ付け。

・USB端子増設
USB2連端子をケースのフタ板(作業①で製作)に両面ブチルテープで貼付け。
手持ち不要のUSBコード(シールドケーブルタイプ)のケーブルで前面のUSB D端子にはんだ付け。
(増設USB端子をDタイプでなくAタイプ2連にしたのは、両面テープ貼付け強度確保で面積増のためわざと。機器と接続するにはUSB Aタイプ オス-オスを自作することになってしまいますのでご注意を。市販もあるようですが。)

DigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーター

DigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーター
感想
予想以上に見栄え良くできました。基盤がきれいな作りをされているのでクリアケースを選択したことは良かったです。
最後に、パソコンで透明ラベルシールを利用し操作名称を製作し貼って完成。
DigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーターDigiFi No.15 No16 基盤 DD DAコンバーター

 ■DigiFi付録基盤シリーズ_

・オプション追加購入
DigiFi No.15 特別付録D/Dコンバーター専用サンプリング周波数/ビットレート表示LED

・ハイレゾウォークマンと付録基盤を再生
ハイレゾ・オーディオ出力用USB変換ケーブル (WMC-NWH10)

・ハイレゾウォークマンと付録基盤と再生
ハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用クレードル (BCR-NWH10)

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