LEDモジュールを使って、かんたんにキッチン蛍光灯照明器具をLEDに改造できた

2015年3月19日

　当家全LED化事業第２回目で今回も直管蛍光灯器具の改造です。
この器具のLED化の概要も初回に行った洗面台LED化と同様ですが、今回は便利になったLEDモジュールを使って改造します。
前回同様に電源は、AC100Vにつないだ不要なACアダプタからの電源をＬＥＤモジュールに接続して点灯させます。

　　（共立エレ）
・製品名：高輝度白色LEDモジュール 2連　型番：KP-HILED02　680円×2個　計1,360円
・アルミＬアングル　10mm×10mm×1000mm 180円（LEDモジュール土台用）（ホームセンター）

・ACアダプタ手持ち（リサイクルショップ「ハードオフ」でも中古が安く入手出来ます。）
ACアダプタの選定は、AC100V入力、DC12V出力品で出力電流については、LEDモジュール仕様が今回１個100ｍＡですので使用するLEDの個数を掛けた値以上の値のアダプタを使います。　（ACアダプタラベルの見方）
・絶縁圧着スリーブ　手持（市販あり）
・両面ブチルテープ　手持ち(LEDモジュール固定)
・インシュロック　手持ち(配線、LEDモジュール固定)
・自己融着テープ（配線接続部絶縁）

高輝度白色LEDモジュール
使用温度(℃) -25～+60、電源電圧(V) DC12、色温度(K) 6000 効率 (発光)60Lm/W、動作電流(mA) 約100 (1本当り) 、モジュール(mm) W88×D16×H5.7(両面テープ含まず)
購入したLEDモジュールは、ＡC アダプターなど直流電源を接続するだけで光り、モジュールどうし直列接続で増設が簡単に出来るタイプ。（最大10個まで。）

▲照明器具の元電源をブレーカーで切ります。スイッチを入りにしても点灯しないことを確認してから作業に入ります。
・蛍光灯器具内部を解体
①蛍光灯器具の外カバーを取外して、器具内の安定器および、グロー球ソケットを邪魔になるようであれば取外します。
②スイッチは使用するので、このスイッチについている配線をそのままにしておきます。
③蛍光管をはめる両側にある白いソケットを、ＬＥＤモジュールの取付けに使えるかもしれないので、とりあえず用残しておきます。
④ＡＣアダプタ電源のコンセントプラグを根元で切断します。出力側のＤＣプラグも根元で切断します。（配線時に不要長を切断します。）

今回の照明器具の長さに合わせて、LEDモジュール2本タイプ一組を２つに切り分けもう一つの２本セットに1個足して、LEDモジュール３個直列とした。
①ACアダプタを空いている場所に両面ブチルテープで貼付けます。
②アルミＬアングルを両面テープで貼付けますが、ちょうどACアダプタと安定器の高さ位置が良かったのでこれらの面に貼付けました。（今回は残しておいた、蛍光管をはめる両側にある白いソケットは不要でした。）
③アルミＬアングルにＬＥＤモジュールを並べて貼付けます。さらに補強のためにインシュロック（モジュールが白色のため、インシュロックも白色が目立ちません。）で縛ります。（取付ける前に、線の被覆を剥いておいた方が後で楽です。）

①ＬＥＤモジュールを連結し、その連結部と、末端線２本を自己融着テープなどで絶縁します。
②スイッチ線の片方をＡＣアダプタの電源線（コンセントプラグ切断）と結線します。（圧着絶縁スリーブが便利）
③ＡＣアダプタの出力ＤＣ１２Ｖ側（プラグ切断側）線のプラス側（テスタで確認）を、ＬＥＤモジュールのプラス側に結線します。（圧着絶縁スリーブか自己融着テープが便利です。）
④もう片方のマイナス線も同じようにＬＥＤモジュールのマイナス線に結線します。（圧着絶縁スリーブか自己融着テープが便利です。）
⑤元電源線AC100Vの片方と、器具のスイッチの片方の線と接続します。
⑥残っている元電源線AC100Vと、ＡＣアダプタの（コンセントプラグ切断）とを接続します。（圧着縁スリーブが便利）